今日の大阪は桜雨。風もあり、満開の桜が散っていき、季節の移り変わりを感じます。
JOYXゴルフ倶楽部上月コースでの5日間のゴルフ合宿に参加したMAKIゴルフアカデミーのジュニアゴルファー、勇樹君(中2)、モモちゃん(中3)、沖縄から参加した隆貴君(高2)、三重県の大和君(中2)は、合宿がとても楽しく、ますますゴルフに対するモチベーションが上がったようです。
写真左が隆貴君、右が大和君。
今日はいつものように、午後から関西メディカルスポーツ学院プロゴルファー科の宮嶋君、モエちゃんと、ジュニアゴルファーたちへのスイング指導を、大阪市東淀川区にある井高野ゴルフセンターで行いました。
また、ゴルフ合宿の疲れをとり、コアのバランスを整えるために、フィジカルトレーニングを念入りに行いました。ジムから出てきた勇樹君は「汗をいっぱいかいて気持ちいい」と大喜び
みんなスイング練習も好きですが、トレーニングも大好きです。ジュニアの時期は身長が伸び、骨格が形成される大事な時期です。それだけにバランストレーニングは大切なため、MAKIゴルフアカデミーのジュニアスクールでは、常に練習と併用して行っています。
この春、小学1年生になるリコちゃんはキッドクラスからジュニアクラスへ。貴之君(小6)、タケト君(小5)、サクラちゃん(小5)、ヒマリちゃん(4歳)も雨風がだんだん強くなってきましたが、元気にレッスンにやってきました。
中高生のゴルフ合宿の間、4月4日に全国小学校ゴルフ選手権関西春季大会(よみうりウェストコース)と、4月5日にアオノジュニアゴルフ大会(アオノゴルフコース)が2日連続で開催され、小学5、6年生の部に貴之君と龍成君が出場しました。
貴之君は、アオノ97、よみうりはベストスコアの91でラウンドできたとのこと。アップダウンがきつく、苦手意識の強かったよみうりでベストスコアを出せたことで、かなり自信が持てたようです。
龍成君もアオノはベストスコアの99でラウンドし、初めて試合で100を切りました。よみうりは練習ラウンドができず、スコアは110でしたが、ドライバーショットは前回よりも良く飛び、方向性も良くなってきたと報告してくれました。
大和君は、かなり左軸で回転ができるようになり、夕方迎えに来られたご両親と元気に三重県へ帰って行きました。
①アドレスは両脚を曲げ過ぎず、姿勢を持ち上げ、ワキを締め、両腕を伸ばす。
②テイクバックではアドレスのスクエアな腰と右脚軸の位置と角度を変化させず、上体の捻じれで左肩を閉じる。両腕を上体の回転とリンクさせる。この結果、トップはコンパクトになる。
③ダウンスイングではレベルの正面(アドレスの位置)に戻りつつ、左脚軸の回転を上体の回転より一歩早め、インパクトの最下点を長くする。この時、大和君は重心をかなり右軸に残し、上体の回転でインパクトを作っていた点をゴルフPNFトレーニングで修正し、筋肉にメモリーさせ、自分の思っている軌道に動かせるようにした。
そして、フォローまで頭の位置を変えず、左脚軸で回転し、オンプレーンを作る。スイングの円アークが大きくなり、ボールをしっかりフェイスの芯でとらえることができ、球筋も安定した。
⑤重心が左脚に完全に乗ったフィニッシュが決まり、わずかな期間で飛距離も伸びた。
明日、沖縄へ帰る隆貴君もかなりスイングが良くなってきました。「合宿もたくさん学ぶことがあり、来て本当に良かったです」と明るい笑顔を見せてくれました。
そして、「6月にJYOYXカップのアマチュア予選があるので、その時にまた大阪に来て先生の指導を受けたいです。それまでムービーを見て練習しておきます」と、話してくれました。
①アドレスで体幹軸を頭から骨盤まで保つ。
②テイクバックで体幹軸が下がらないように
頭と目線を意識し、両手と上体の回転をしっかりリンクさせる。この軸の安定でコンパクトなトップが実現。
③ダウンスイングではフェイスを縦に
スピーディに下ろし、インパクトゾーンにフェイスを素早く運ぶ。両脚軸に体重を乗せ、正面の意識をしっかり持つ。
④頭と腰までの体幹軸の位置とボールとの
距離を保ったまま左軸に体重移動させながらインパクトを向かえる。
⑤先行した腰の回転に上体の回転が追いつきフィニッシュポジションでさらに捻じりを作りだす。体のしなりを活用したダイナミックなスイングが完了。、
ドライバーの飛距離は平均280~290ヤード。宮嶋君とほぼ同じ距離を飛ばす。
井高野ゴルフセンターでのレッスンを終え、夜19時から21時まで、プロ野球選手のフィジカルの調整と投球腕PNFトレーニングなどの指導をして終了しました。
ジュニアや選手たちのスイングやピッチングの体の使い方が「わかった時の笑顔」を見ると、体の疲れやしんどさも忘れ、やりがいと喜びを感じます。今日も充実した1日でした。
感謝