プロ野球選手の自主トレも終わる時期に入り、いよいよ本格的なキャンプインです。
オリックスの松本幸大選手も元気に宮古島へ向かいました。同じく野球トレーナーとして高校からサポートしているヤクルトの藤本敦士選手もフィジカルを作り、元気に頑張っていると連絡をもらい一安心。
阪神の林啓介選手は高知からスタート。私が主宰するベースボールジムメディカルクリニックで野球バランストレーニングに励んだ広島の斎藤祐樹選手、西武の辻孟彦選手。みんなケガをしないように気を付けて、頑張ってもらいたいですね
ゴルフトーナメントプレーヤーの谷昭範プロは、今バンコクでＯｎｅ Ａsia のＱＴに向け、フィジカルを調整中です。スイングも少しずつ安定しつつあるようです。
長年、私は多くのスポーツ選手をさまざまな角度からサポートして来ました。いつもこの時期は、いいバランス作りを目標にフィジカル調整に取り組みます。
筋肉や骨格を整えること。それは神経バランスを整えることにもつながるのです。
スポーツは対称的な体の使い方は少なく、多くは非対称的な動きが求められます。右利き、左利きはもちろん、強い神経伝達の方と弱い神経伝達の方が表れてくる訳です。このオフシーズンはその神経バランスを整える大切な時期でもあるのです。
普段からあまり使わない方の手や足を意識して使ったり、反対の動きをすることも神経バランスを整えることにつながります。
例えば、右打ちの人は左打ちでシャドースイングをする、右投げの人は左投げのシャドーピッチングををする、左回りに走ることが多い野球選手は右回りで走る、右足から一歩出して歩く人は左足から一歩出して歩くなどなど。もちろん、オフだけでなく、シーズン中も心がけるといいですね。
以前、コア神経バランストレーニングは紹介しましたが、片脚立ちのバランストレーニングは、平衡感覚や神経バランスを養うことができますから、毎日１０秒ずつでも続けてくださいね
また、バランスディスクを使った体幹のボディスイングリラクゼーションは、、うつ伏せは肩から腰の深部の回旋筋から緊張をほぐし、仰向けは背筋から腹筋群肩と股関節のインナーマッスルの柔軟性回復を高める効果が高く、神経もリラックスできますから毎日１回はしてください
バランスディスがなければ硬めの枕などでもＯＫです。とっても気持ちよく、肩こりや腰痛も楽になりますよ
その後、肩や腰のストレッチをすると一層効果的です
①ボディスイングリラクゼーション１
【方法】うつ伏せに寝て、腹部にバランスディスクを置き、両手は顔の下、またはアゴの下に置き、頭はリラックスする。お尻をゆっくり左右に振る。ディスクの位置を下腹部・おへそ部と変化させる。
②ボディスイングリラクゼーション２
【方法】仰向けに寝て、両脚を伸ばし、両手は体側に置く。腰部にバランスディスクを置き、腰をゆっくり左右に振り、前進の緊張をほぐす。
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