初心者の宮嶋君が1年でどうやって90を切ったのか
そして、2年でフルバックからどうやって80を切ったのか
関西メディカルスポーツ学院プロゴルファー科やMAKIアカデミージュニアゴルフスクールで取り組んでいる科学的なスイングメモリートレーニングの一部を公開します。
今回は、ボディターンをマスターするシャドートレーニングです。シャドートレーニングは、脳で考え、スイングに必要な筋肉や関節に指令を出して、その動きを体に記憶させるスイングメモリートレーニングです。初めはゆっくり、徐々にテンポを上げてリズムよく行ってください。
実際にボールは打ちませんが、常にボールを打っているイメージで行うことがポイントです。
ご自宅でも簡単にできます。、ぜひ今日から始めてみてください
①ボディターンをマスターするシャドートレーニング
1)両脚を揃え、両膝を少し曲げ、足裏と「ふくらはぎ」、膝と腰でバランスをとり、背筋を伸ばして前傾姿勢をとる。
両手を広げてクラブを前に持つ。腕を伸ばしてアドレスの位置に構える。
2)下半身を安定させ、前傾角をキープしたまま上体を捻じりながら、骨盤を股関節の上で右方向、次に左方向へ回転させる。その際、センター軸となる骨盤から頭までの背骨の軸を保ちながら肩を入れる。
脚は右に回転する時は左膝を前へ出し、右のお尻を後方に引きながら右膝は伸ばす。
3)上体を左へ回転させる時は、右膝を少し前へ出し、左膝は曲げても伸ばしてもよい(伸ばした方が左軸のイメージが強くなり、スイングアークも大きくなる)。
インパクトゾーンはレベル(水平)に保ちながらクラブシャフトからヘッドまで、時計の振り子のように弧を描く。このシャドートレーニングで、ボディターンの基本を理解する。
次に、上記と同じ体勢で、スイングする時のようにクラブを持ち、脚を揃えて、同じ動きを繰り返す。
次回は、足を広げて行うシャドートレーニングのポイントを紹介します。
詳しくは私の著書『90切りたきゃ、ボールは打つな!』をご参照ください。
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