野球とゴルフに効く、骨盤スタビリティトレーニングとストレッチNO.2 | ゴルフツアープロコーチ・野球トレーナー摩季れい子

今年の始まりは、コア(体幹)バランスを整える

骨盤スタビリティトレーニングとストレッチからスタートしましよう!

骨盤の安定は全てのスポーツの基本ですからね。


野球のピッチングやバッティング、ゴルフスイングで回転する時、

しっかり2つの股関節上で骨盤が回れば、

ボディターンの回転スピードやキレがよくなります。


骨盤には上半身(腹筋・背筋)と脚の筋肉が付くので、

体幹や脚の筋肉が疲労すると、姿勢が前後、左右、水平面で

傾いてきます。


ゴルフスイングやバッティングのヘッドスピードを上げたいのなら

体幹や脚の筋肉のストレッチと、コアバランスを整える

骨盤スタビリティトレニングが大切なんです。


そこで、今回はまず、体幹の左右にある筋肉の柔軟性チェックの

方法から紹介します。


①回旋バランステスト


ゴルフコーチ・野球トレーナー摩季れい子-回線バランステスト1

ゴルフコーチ・野球トレーナー摩季れい子-回線バランステスト2

椅子に座るか立位で姿勢を正し、背中の軸をしっかり使って

肩をゆっくり右へ、そして左へ捻じります。

左右の捻じりの角度の差を比べてください。

いきにくい方の反対側の筋肉が硬くなっていますよ。

右利きの人なら体の右サイドの筋肉が硬くなっていると思います。

骨盤もその方向に傾き始めています。腰もその方向が重たいかも?




②体幹回旋ストレッチ


ゴルフコーチ・野球トレーナー摩季れい子-回旋ストレッチ1
ゴルフコーチ・野球トレーナー摩季れい子-回旋ストレッチ2

椅子に座り、背筋を伸ばして両脚を開いて手は太ももの上に置く。

片手を対側の太ももの外に置き、一方の手で椅子の後方を持つ。

片手で添えた手を太もも内側へ回しながら後手はしっかり支え、

ゆっくり上体を反対方向へ回転させる。

頭部は正面に向け、ゆっくり捻じりながら

腰背部と背骨の回旋筋を伸ばす。

このストレッチで、上体の捻じれが股関節上で行われている

意識を持ち、左右3回ずつ行う。


③コアバランスを整え、股関節を柔軟にするストレッチ


ゴルフコーチ・野球トレーナー摩季れい子-回旋ストレッチ3

ゴルフコーチ・野球トレーナー摩季れい子-回旋ストレッチ4

仰向けに寝て、両膝を立て、上体は安定させ、腕は肩の高さに置く。

息を吐きながら両膝を側方にゆっくり倒す。

そしてゆっくり元に戻し、逆方向に倒す。左右交互に3回ほど行う。


このストレッチで骨盤を捻じる回旋筋と

股関節周囲筋を伸ばすことができます。


詳しくは私の著書『野球選手の故障予防と

投打のバイオメカニクス』をご参照ください。