車椅子の義姉の介護認定の話を先日しました
脳梗塞が原因で、ずっと車椅子生活で、会話は文字盤で、右側が麻痺してる義姉ですが、今年の介護認定で、要介護3から、要支援2になったのです
私も夫も頭の中が?????????でした
でもその謎が解けました
義姉の施設の引っ越しが来月に迫ったので、引っ越し前に部屋の広さを再確認しに行った時のこと
そこの施設長さんが介護認定の種明かしをしてくれました
義姉は、障害者になってから、ずっと介護保険の制度を使ってサポートを受けてきました
ところが、実はそれがそもそも間違いで、本来は障害の方のサービスを使うべきだったそうです
その間違いは前のケアマネさんの知識不足からだったようです
で、ずっと要介護5で、デイサービスでお風呂入ったり、リハビリを受けたり、実家に住んでた時は、ヘルパーさんも来てくれてました
義母が病気になって、介護ができなくなり、義姉が施設へ入所するときも、介護の枠で、サービス付き高齢者向け住宅へ入ったのです
それもやはり間違いだった…
高齢者向けの施設ではなく、障害者向けの施設へ入るべきだった…
ひょんなことから、その事実を知らされた私たち
すぐさま施設を引っ越すための手続きに入ったわけですが、その前に行われた介護認定で、要介護3から要支援2に。
これまで要介護のレベルを気にしていた私たちですが、障害者用のサービスを受けるためには、大事なのは要介護かどうかではなく、障害のレベルなのだそうです
で、実は、義姉が障害のサービスを最大限受けられるように、自治体が、敢えて介護度を減らし、障害の方を上げてくれて、障害者用のサービスを受けやすくしてくれたのだそうです
おかげで、この度、障害者用の施設へ入所が決まりました
それにしても本当に複雑すぎるシステムです
私は先日初めて施設を見学したのですが、まるでシェアハウスのような感じで、自由な雰囲気が伝わってきました、外では野良猫に餌をあげてる場所もありました
施設の食事を食べずに、自分で買ってきたパンで朝食にする人もいたり、カップ麺でお昼過ごす人もいるそうです
でも職員さんがちゃんとそれを見て、野菜が足りなそうであれば、食べるように促してくれるそうです
月一で病院の先生も往診に来てくれるそうです
1週間に何度も外出もできます
自分でドラッグストアで買い物もできます
やっと、義姉の本来いるべき場所にたどり着いた感覚です
月々のお小遣いを口座に入れて、職員さんと一緒にATMでお金をおろしてもらって、そのお小遣いの中で買い物をしてもらうことにしました
もう今後は施設の職員さんへバトンタッチです
私たちは引っ越しと役所の手続きまで頑張ります!
あとはついに義姉の自立です!
ではまた