夏にはよく北欧のツアーに行きました
大好きなサーモンを毎日のように食べて
ヘルシンキとストックホルムの間を船で一泊しながら移動。
内海なので揺れないし、映画も楽しめるし、お客さんが来なそうなところで他の添乗員さんと乾杯したり。
フィヨルドでは大自然を満喫
列車の旅も織り込まれてて、北欧の旅は大好きでした
そんな北欧のツアーで一度、こんなことがありました。
最終日、日本へ帰国するために、お客様がロビーに集合してて、スーツケースもバスへ積み込んでた時です。
フロントから「添乗員さん宛に航空会社から電話です」と。
なんか嫌な予感が…。
電話に出ると、
「あなたたちの乗る飛行機はキャンセルになりました。全員で日本へ帰ることはできません。一泊分の宿泊代、食費は出します。明日の便なら全員帰れます。ただ、どうしても今日の便で日本へ帰らなければならない人がいたら、急いで人数を教えてください。他の便で探してみます。でも全員は無理です」
とのこと。
あぁぁぁぁ、大変だ…
ちょうどロビーに集合してた約30名のお客様たちにこう伝えました。
「みなさん、みなさんの今日乗る予定のフライトがキャンセルになりました。今日は帰れません。」
そしたら案の定
「えええええええぇぇぇぇえ」
と動揺
私は続けました
「明日の便なら帰れます。延泊代、食費は航空会社から出ます。それでもどうしても今日帰らなければならない方は手を挙げてください。他の便を探してみるそうです」
手を挙げたのはわずか3名
30人中3人って…
他のお客さんは
「やったー。もう一泊いられるのねぇ〜♪」と大喜び。
再び航空会社から電話がきたので、今日の便で帰らなければならない人数を伝えようとしたところ、
興奮した声で
「みなさん、全員、今日帰れます!!他の便で席が取れました!!!」と。
お客さんに伝えると
「ぇぇぇええええええ。あと一泊したかったのに〜」
というわけで分便になりましたが、全員無事にその日の便で帰国することができました
あぁー私もあと1泊したかった〜(給料的な意味でw)
ではまた