イタリア捨て犬&猫の里親探し | 海外生活★なぜかイタリア

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なぜにイタリア??
なぜかイタリア…

 昨日の記事で紹介した『Parco Zoofilo  Val  Di Maso Rifugio Del Cane Abbandonato』は、ホームページやFacebookで情報発信して里親募集をしていますが、他にも地道な啓蒙活動をしています。

 

 

人の集まる場所での譲渡会はもちろん。

 

村のお祭で『愛犬コンテスト』を開催して、里親さんとかつての保護犬を紹介したり・・・。

 

 

 

子供達を集めて「保護犬とのふれあい会」をしたり、犬の躾教室をしたり…。

 

シェルターの活動を広く一般に知ってもらう活動をして『犬を飼うならまずシェルター』と認識してもらう努力をしています。

 

但し、保護犬を貰ってもらえばそれで良しと言うわけには行きません。

里親さんもワンちゃん達もどちらもハッピーになって貰わないと意味がないですからね。

また捨てられちゃうかもしれないし犬(驚き)あせあせ

 

なので、シェルターでは保護したワンちゃん達が、新しい家族の一員として愛される様に保護犬のトレーニングをしっかりしています。

又、里親希望者さんの家族構成やこれまでの犬の飼育経験等を把握して、その家族に合うワンちゃんを紹介しています。

 

小さい子供さんの居る里親さんには、こんな遊び盛りのワンちゃんをマッチング。

 

 

ワンちゃんを譲渡する前に里親さんの家を訪ねて飼育環境を確認し、譲渡後も問題がないか確認に行きます。

一方、猫ちゃん達は里親希望者の家庭環境を聞き取りして、問題なければ避妊手術を約束してもらった上で譲渡。

譲渡後は電話で問題がないか確認。

完全室内飼い等の厳しい条件はありません。
 

  シェルターから生後3か月位の時に主人の実家に来たルナちゃん。

 

 

日本の年間の殺処分数約10万匹。

ボランティア団体や個人で保護活動をしている心ある人達の努力で年々減少傾向にはありますが、国や行政の対応はあまりにもお粗末だと感じている人も多いのでは。(一部積極的に取り組んでいる所もありますが)

 

近い将来、日本も「殺処分をしない国」になって欲しいと心から願っています。