このブログを昔から読んでくれている方は覚えいるかと思うのですが、
我が家には、kikiちゃんと言うニャン仔がおりました。
なんで過去形かっていうと・・・。
kikiちゃん・・・もういないんです。
もう、かなり前の冬のある日。
いつもの様にお散歩に出たきり、戻って来ませんでした。
迷仔のポスターを貼り、現れそうな所を車の中から張り込み、毎日探したけど見つけられず。
チェルトジーノを誘拐したおばさんがヴェネツィアで捕まったってニュースを聞いて以来、
Fabcinoは、kikiちゃんも誘拐されたんだと思っています。
キキちゃんはチェルトジーノの雑種だったので、誘拐は・・・ないんじゃないかと私は思うんだけど、とにかくどこかで幸せに居て欲しいと願うばかりです。
Fabcinoにとっては、kikiは初恋の人の様に今でも忘れられない心の恋人。
あんなに愛しい猫はいないと今でも言っていますが・・・。
そんな彼にも新しい恋人ができました。
自転車でのツーリングに出ていたFabcinoが生後2ヶ月弱の仔猫を抱えて帰って来たのは確か10月の半ば。
川沿いの道を自転車で走っていたら、仔猫が草の中から顔を出してFabcinoを呼んだんだそうです。
「おじさん!おじさん!僕を連れて帰ってっ!お願いっ!!」
目をクリクリさせて訴えて来たのがこの仔↓
命名『Pepe ぺぺ』 男の仔。
首周りがちょっとだけ茶色の黒猫クン。
物わかりの良い穏やかな性格。抱っこ大好きの甘えん坊
そして、この仔が言うことには・・・
「実は、妹もいるんです」
兄の後ろに隠れていたのがこの仔↓
命名『Sale サーレ』 女の仔。
ちょっとロン毛の白黒猫ちゃん。
マイペース。気まぐれでちょっとわがままだけど憎めない性格。
ツーリング中だったFabcinoさんは、2匹の仔猫を前にして
「むむむ・・・」と30分程考えた。
近くに家があるわけでもないし、捨てられたに違いない・・・
かわいい仔達だけど、2匹?!?!・・・
どうやって連れて帰ろう・・・
結局、ちょっと離れた農家で袋を貰って2匹を入れて40kmの道のりを仔猫を背負って自転車で帰って来ました。
「2匹ともうちで飼う!」とFabcinoが言うので我が家の家族として迎える事に。
また迷仔になるといけないので、私は完全室内飼いにしたいんだけど・・・。
猫は自由に外で遊ぶのが本来の姿。家の中に閉じ込めておくなんて絶対駄目!!!と、頑固に主張する主人と仔育てで現在意見が分かれています。
どうしたものか・・・。
ちょっとおっとりした性格のお膝大好きの2匹。
日本語に訳すと塩(サーレ)と胡椒(ぺぺ)の兄妹です。
どうぞお見知りおきを。
(ぺぺくん、カメラに思いっきりガン飛ばしてるけど、優しいお兄ちゃんです。)