さて、ローテンブルクから1時間程南へ。
そこに「ネルトリンゲン」という町があるんです。
この町は、城壁でぐるりと囲まれた姿が特徴的な美しい町。
日本で大ヒットした「進撃の巨人」の舞台のモデルになった町ではないかと言われているそうです。
「進撃の巨人って何?」日本を離れて早11年。最近映画化もされた漫画らしいと言うのは知っていたんだけど。
それで、ネットでちょっと見てみましたよ。若い男の子が喜びそうなアニメ、結構面白いですね。
始めは壁の向こうから敵が攻めて来るって設定が「ゲーム・オブ・スローンズ」のパクリ?って思ったんだけど、ストーリー的には全然違って独創的で面白い。
通り道だし、ブログのネタになるかな?って思って、このネルトリンゲンの町に立ち寄ってみる事にしたんです。
コレ↓ネルトリンゲンの町の地図。結構大きな町ですね。
町の城壁の外に車を停めて・・・。
ほほぉ~、これが人類を守る壁かな・・。
なんか貧相な城壁ですね。私の住んでる村の城壁の方がもうちょっと立派かもしれない。
内側には階段があって、城壁を歩くこともできるみたいです。↓
城壁の中の町を歩いてみましょうか。
町の中心に建つ教会↓
町の建物はドイツっぽいけど、なんか建物が比較的新しい感じ?
教会の前の広場では、夏まつり開催中♪
昼間っからビール!ここはドイツですから!当然でしょ~。
黒いんだ?!ここのビール。
お~っ!ドイツのソーセージ!これはぜひとも食べねば
では、頂きますね。
特別感はないけど、美味しいです。
正直な感想としては、日本からわざわざネルトリンゲンの町の観光にやって来る程のことは無いかな。
漫画の大ファンの人なら、尚更来なくて良いかも。ちょっとがっかりするんじゃないかしら?ファンの心理は私には分かりませんけど。
さて、更に南下してフュッセンの町を目指します!
でも、フュッセンの町に入る前に1か所寄りたい場所があるんです。
それは、世界遺産に登録されている「ヴィ―ス巡礼教会」。
フュッセンの町から車で30分程離れた田園風景の中にポツンと建つ教会↓。
農家のあるご婦人が、修道士が彫った「鞭うたれるキリストの木像」をもらい受けた所、このキリストの像が涙を流したのを目撃し、その話が噂となって広まって沢山の巡礼者が訪れるようになり、この教会が建てられたそうなんですが、教会の内部のロココ調の装飾がヨーロッパ随一の美しさと評判で、1983年に世界遺産に登録されました。
涙を流したと言われるキリストの木像↓
駐車場は有料ですが、教会の見学は無料です。
この教会には、ロマンティック街道を走るバスも立ち寄るみたいで、バス停がありました。
次にこの辺りを周る旅行者に、この場所の見学をすすめるかって聞かれたら・・・正直な所勧めないですね。ロココ芸術に特別な興味があるなら立ち寄ってみても良いかと。
さぁ、最終目的地のフュッセンに向かいますよ!この辺りは緑がとっても青々と美しい♪
私の写真じゃ全く伝わりませんけど、緑がちょっと驚く程色鮮やかなんです。
フュッセンの町に入って、道路脇の教会に車を一時停車↓
この町の素晴らしい二つのお城が遠くに見えるビューポイントなんです♪
遠くに小さく見えるのは、シンデレラ城のモデルになったとも言われるノイシュバンシュタイン城。
カメラの望遠マックスで撮ってみましょう。
そして、ちょっと離れてお隣にホーエンシュヴァンガウ城↓
このビューポイントは、フュッセンの町からは5㎞以上離れているので自転車か何かレンタルしないと来るのは難しいですね。
この2つのお城については、明日改めて・・・。
フュッセンの町は小さな町ですが、世界中からこの二つのお城を見る為に沢山の観光客がやってきます。
まずは、フュッセンの中心部の宿にチェックイン。
本日のお宿は「City Apart Hotel」観光客が集まるフュッセンの目抜き通りに建つとってもロケーションの良いホテル。
部屋は2つに分かれていて、こちらがちょっとしたリビング↓
そして隣の部屋にシングルベッドが2台。
バスルームはシャワーのみ。
フュッセンのホテルは、全体的にちょっと料金高目だったんですけど、このホテルはBooking.comの特別割引料金でちょっとお得に宿泊できました。ツイン1室93€。契約駐車場が1日8€の割引料金で利用できます。(通常の駐車料金は1日15€~)
部屋も綺麗で立地も最高だし、スタッフも親切で大変良かったです。
部屋のバルコニーからは、観光客で賑わう目抜き通りが見おろせます。
フュッセンの町でも夏祭り絶賛開催中~
こんなチロリアンスタイルのローカルバンドのおじ様方の演奏に合わせて、フュッセン市民の皆さんがビール飲んで踊って歌って短い夏を満喫してました。楽しい~♪
この夏の「フランス&ちょこっとドイツ」の旅行も翌日が最終日!
明日につづく。
では、また!