左足の薬指を骨折してつくづく思うのが、
「これ、子育て中の働く主婦とか
１人暮らしだったら、
どうやって生活したらいいの？！」
です。
生まれて初めて “ 骨折 ” を経験したわけですが、
まず、こんなに痛いとは思わなかった！
何かの拍子で足の小指をぶつけた時の、あの痛さ。
あの激痛がずーっと続いている感じ。
ギプスをはめるまでは
「デスクワークならできるかな？」
と思ったけれど、
中指
薬指（骨折）
小指
の３本を一緒に固定してあり、
リハビリの療法士曰く
「足の指先は、足を下していると血液などの逃げ場がないから。」
痛むのだそうで、
食事で座っているだけで痛みが増してきます。
夜中に寝ていても寝返りするたびに激痛で目が覚めて睡眠不足になるし、
松葉杖って、実は
脇の下（体温計を挟むところ）で身体を支えて使うわけじゃないのね。
脇の下には神経が通っていて、圧迫すると血行不良や神経障害が出る危険性があるのだとか。
なので、
脇の下と松葉杖の脇あての間には数センチの隙間を設けて
二の腕と胴体で杖を挟んで
杖の握る部分で自分の体重を支える
という、文章にすると何とも難しい方法で使うのです。
とすると、
両手の平の母指球と小指球（肉球の大きいところ？）に全体重がかかるので
足も痛けりゃ手も痛い。
服やズボンのポケットに入るもの以外は自分１人で運べないし。
たった一晩でグッタリ疲れて
「仮にデスクワークであっても絶対無理！」
と思いました。
私は幸か？不幸か？両親と同居しており、
有難いことに母が丈夫で元気なので
３食昼寝付きの有難い療養生活を送らせてもらっているのですが、
私の部屋は２階にあるため、階段の上り下りで松葉杖はどうしても使うことが出来ず、
両手とお尻と右足で階段を上り下り。
部屋の中では四つ這いで移動するという不便さ。
松葉杖のせいか？四つ這いのせいか？身体中の関節が変な感じがするし。
本当に疲れます。
痛み止めの飲み薬としてセレコキシブ錠が処方されましたが
（ロキソニンはジンマシンが出るしカロナールには消炎作用がないから、だそう。）
痛くないのはベッドで横になって足を静止しているときだけ。
「お風呂に入ってもいいけど、濡らさないようにビニール袋とかで巻いて入ってね。」
と言われたものの、
そのビニール袋を巻いて、ガムテープで留めるのも
左足を上げたまま洗身とシャンプーするのも
難しい！
浴槽へ入れないから寒い！
更年期の症状がアレコレあっても、いわゆる、
それなりに普通に生活が出来る健康のありがたさを
本当の意味で “ 痛感 ” しています。
