自宅介護あるある話です。
まず、少し長くなりますが前置きを。
記事 『 すってんころりんおおいたけん。 』 で書いたとおり、
私の父は今年のGW明けに転倒して大腿骨を骨折しました。
退院してから半年、
なんだかんだ理由をつけて、父はまったくリハビリをしませんでした。
そのせいか?11月に入ってから
骨折した左足とは反対側の右足に坐骨神経痛?のような痛みを訴えるようになり、
母か私が介助しないと1人では歩けなくなってしまいました。
もともと脳梗塞の後遺症で半身麻痺が残っている父。
その身体でビリッ!とくる痛みから膝カックンになるのです。
60kg超えの身体で膝カックンになる父を母一人では支えきれず、
共倒れになる直前で運よく私が助けに入る、ということが増えました。
骨折から半年の定期受診で整形外科医に現状を話すと
(おかげさまで骨折部は問題なく治っていました。)
11月28日に腰部のMRI検査をすることになりました。
ここからが本題です。
MRI検査の日を待っていた11月23日の朝。
私が2階の自室でウトウトしていた時、階下から母の助けを求める声が聞こえました。
私は跳び起きで階段を駆け下り、
勢いあまって左足の薬指を戸で強打したのです。
足に全く力が入らず立ち上がれない父を全力で抱え上げ、何とか椅子に座らせた私。
猛烈に痛む私の薬指はみるみる腫れていき、ものすごく痛い!
じっとしていても痛い!
内出血もし始めました。
午前中は耐えていたのですが、翌日は仕事だし世の中は3連休中。
耐えられるのか?私・・・
たまたま、近所の外科が休日診療当番で
電話をかけたらすぐ診てもらえるというので受診することにしました。
自分で(右足で)車を運転して。
レントゲンを撮ったら
左足の薬指が素人の私が見てもすごく分かりやすくポッキリ折れていました。
先生から
「折れとるな。」
と言われて、
なぜ足をぶつけたのかを問われ、
父のことを含めて説明を始めたら
痛いのと今までの辛さを我慢していた気持ちが溢れ出して
涙が止まらなくなり大泣きしてしまいました。
先生は同情しながら話を聞いてくれて、4週間の休業診断書を出してくれました。
診断書には
『 左足第4趾基節骨骨折 』
と書いてありました。
指の骨が斜めに折れているとのことで
ギプスで固定するために指を捩らなくてはならず
あまりの痛みに、また泣きました。
リハビリの療法士に
「早く治したいけど、介護職という職業柄、キッチリ治したい。」
と言ったら、
松葉杖2本を勧められました。
爪先立ちになる角度が指の骨折には良くないのだとか。
あと、爪先を上げて踵で歩くのも指の筋肉がつられて動くからいけないと言われました。
松葉杖で歩くのって、難しい!
松葉杖生活は2週間の予定です。
マキチャントッシュ、52歳11ヶ月9日にして生まれて初めての骨折を経験したのでした。