2023年の正月休み明け。
首の後ろ右側と両肩甲骨の下あたりが痛くなりました。
「寝違えたかな?」
と思ったけれど、寝違えて背中が痛いなんて聞いたことないし、
それよりも内臓疾患で背中が痛むと聞いたことがあったから、そっちのほうが心配でした。
1月の中頃になると背中の痛みは治まってきたけれど、
今度は右肩から上腕の筋肉注射を打つあたりまでが痛くなってきて、
それは1月下旬には激痛になっていました。
首を反らせてウガイが出来ないから腰を反らせてガラガラ~ってやらなくちゃいけないし、
朝、ベッドから起きようとすると、
「ウギャーッ!」
「腕がちぎれるーッ!」
っていうくらい痛い。
痛いし眠たいしで、
盲滅法(めくらめっぽう)に肩や腕を動かしてからベッドを離れる毎日でした。
私は毎朝25分かけて全身のストレッチとラジオ体操をしているのですが、
その一連の運動が終わると首と肩腕の痛みはとりあえず治まって、
日中はフとした体勢になった瞬間に 「ウギャ!」 と声が出る(=激痛)という日々が
2週間以上続きました。
早く病院を受診したかったのですが、じつは、
昨年2022年12月2日。
同居している父が転倒して左鎖骨を骨折、自宅でリアル介護が始まっており、
平日の休みはすべて父の病院受診の付き添いに充てているのです。
整形外科の予約もなかなか取れないし、で、
激痛期間を耐えて痛みが少し収まってきた2023年2月9日(木)、
やっと整形外科を受診できました。
首周りのMRIを撮った結果、
医師 : 「バッチリ出てますね。」
緑の円のところ、首の骨と骨の間から黒くポコッと飛び出ています。
頸椎(けいつい)椎間板ヘルニア発症です。
首のヘルニアです。
ありゃー凹
またかー凹
そう。
2度目の発症です。
(記事 : 『 まさかの首。 』 参照。)
そして今回は、
タリージェ錠5mg(神経障害性疼痛治療剤) 朝夕/1日
カロナール錠500(解熱鎮痛剤) 朝昼夕就寝前/1日
が処方されました。
(最初はカロナールではなくロキソニンを、と言われたのですが、加齢のせいか?この1~2年、ロキソニンを飲むとジンマシンが出るようになったので断りました。)
ところが。
このタリージェが曲者でした。
「副作用が出やすいので、まずは1週間分処方します。
それから様子を見て更に1ヶ月分を処方します。」
と言うのです。
チラシには主な副作用として、傾眠、浮動性めまい、浮腫、体重増加などと書かれています。
そして・・・
2023年2月9日(木)夕食後、最初のタリージェ1錠を飲みました。
翌日2月10日(金)朝。
ベッドから起き上がると、
「あら、ちゃんとメマイがする。」
正確に言うと、動く電車の中を歩いている感じです。
乗り物酔いしているような気持ち悪い感じもあります。
仕事中は忙しいから眠気は感じなかったけれど、鏡を見るとトロンとした目になっていました。
夕方には頻脈も発生するし、(190~170台が1時間くらい治まりませんでした。)
これじゃ爺婆様を乗せて送迎車の運転はできないので、
この日は送迎業務から外してもらいました。
さらに翌日の2月11日(土)朝。
浮動性めまいに加えて、ついに吐き気をもよおしてきました。
生アクビが出て出て、涙も出るから化粧ができない。
こんな体調では仕事にならないので、この日は急遽休ませてもらいました。
「リハビリを頑張るから、もう、この薬は飲みたくない!」
と病院へ相談しようと電話したら、
診察時間になっても 「本日の診察は終了しました。」 の案内が繰り返されるばかり。
そうです。
世の中は建国記念日で休みなのでした。
厄介なのが、タリージェは服用を止めるときも(急に止めると)副作用が現れる、
ということでした。
心配なので、薬剤師をしている従姉に電話で相談し、
服用を続けるリスクと止めるリスクを考えて、私は止めることを選択しました。
前回の発症時は、医師のOK(=水泳の再開を治癒としました。)が出るまでに
半年かかりました。
はてさて、今回はどうなりますことやら・・・。
