年に一度の職場の健康診断の結果が帰ってきた。
その封筒の中に、見たことのない書類が入っている。
「精密検査のお願い。」
???
それには、こう書いてあった。
「この度、検診を行った結果、マキチャントッシュ様は次のような所見がありましたので、精密検査をお願いいたします。
なお、結果が判明次第、ご面倒ですが右の精密検査結果通知書にご記入の上ご送付頂きますようお願い申し上げます。」
そしてその所見というのが、
「心電図検査結果、心室性期外収縮。」
ありゃまあ、というのが最初の印象だった。
心室性期外収縮というのは、要するに不整脈のことで、
30歳を過ぎた頃からだろうか?健康診断を受けるとほぼ毎回、心電図検査で
「要経過観察」 になるのだけれど、
「要受診(要精密検査/要治療)」 になったのは初めてのことだ。
まあ、確かに不整脈の自覚はあるけれど、胸が苦しいとか痛いとかそんなのはないし、
いまさら要受診?だった。
仕方なく、かかりつけ医(乳腺専門医)に相談に行って、
循環器内科へ紹介状を書いてもらった。
シフト休日を利用して受診した循環器内科では、
階段を上ったり下りたりした後に心電図を測る “ 運動負荷心電図 ” と、
乳癌のエコー検査みたいな機械なんだけど乳房周辺にプローブ(コンビニのレジでバーコードを読む機械みたいなの)を痛いほどグイグイ押しあてる “ 心臓超音波検査 ” というのをして、
「今日の検査中にも不整脈が認められます。」
との診断。
さらに後日、“ 24時間ホルター心電図 ” をすることになった。
掌より小さいくらいの心電図を24時間装着するのだけれど、
病院の診察時間と、私の勤務と、装着と、取り外しとを考えると調整がなかなか大変だった。
職場の上司に事情を説明して2日連続半日休暇をもらい、
1日目 : 午前中仕事。午後から心電図装着。
2日目 : 午前中仕事。午後から取り外し。
ちなみに、ホルター心電図装着中は入浴できません。
肌が弱い私は5ヶ所に貼ったテープが痒いのなんの!
強力な粘着力のテープを剥がした痕は紫色に内出血するわ、一部は皮が剥けてヒリヒリするわ、
ムゴイことになりました。
1週間後、検査結果を聞きに行くと、
「やはり不整脈が認められます。」
とのこと。
でも、心配するようなことは無くて、「要経過観察」 範囲で定期受診も服薬治療もなし!
大したことなくて良かったよ。
だけど、これを機に職場で
「マキチャントッシュさんはじつはデリケートなのね。」
ということをアピールできた。(笑)
受診のためにシフト変更して2日連続で休みをもらったし、
更衣室で着替える時に、ホルター心電図を見せびらかしたし。(笑)
どういう訳だか?しっかり者に見えるらしい私。
本当はガラスのハートなのよー♪