2017年6月18日(日)。
小笠原諸島の母島で過ごす2日目の朝です。
朝食には採れたてバナナのジュースが出ました。
新鮮で美味しかったです。

今日はトレッキングツアーに参加。
といっても、当ブログの 『 富士山登頂への道 』 をご覧いただいた方はご存知でしょうが、
ワタクシ、登山は嫌いです。(爆)
なので、
『誰でも楽しめる比較的平坦なコース。』
『体力に自信がない人も楽しめる。』
とガイドブックに書いてある、南崎(みなみざき)・小富士(こふじ)コースを選びました♪
「小笠原でトレッキング?マリンレジャーじゃなくて?」
と思われた方もいらっしゃるでしょう。
私もそうでした。
意外や意外、小笠原ではトレッキングコースがいくつもあるのです!
事前にツアーガイドを予約しておいた私。
後でわかったのですが、小笠原でのツアーは、ほとんどの場合、宿まで送り迎えしてくれます。
この日は私以外に参加者がいなかったそうで、お一人様の贅沢ツアーになりました!
この写真では分かりにくいですが、東京都道241号最南端の地。
ここに車を駐めて行きます。

おっと。
ここで少し前置きを。
小笠原諸島は海底火山活動によって出来た、大陸と一度も陸続きになったことがない島なのだそうです。
そこへ波や風に乗って辿り着いた生物が独自の進化を遂げてきたらしい。
だから、ガイドさん曰く、
「小笠原の固有種は、植物も動物も警戒心がなくて、のんびり屋が多い。」 (笑)
外来種の侵入で生態系を崩してしまわないために、小笠原にはエコツーリズムのルールがいろいろあります。
父島でも母島でもトレッキングコースの入り口には “ 外来駆除ボックス” が設置されていて、
ブラシで靴底の泥を落とし、
酢の殺虫スプレーを噴きつけ、
粘着カーペットクリーナーで頭の先からリュックから足の先までコロコロします。
(そうそう、おがさわら丸やははじま丸に乗る時も、消毒液マットの上を歩かされました。)



こういう協力は、マキチャントッシュ、惜しみませんよッ!
さあ、いよいよ出発です!
「テリハハマボウ」 (小笠原固有種)

昼間は黄色い花びらが夕方には赤色に変わる(↓)不思議な花です。

「 タコノキ 」 (小笠原の固有種)の、根元。
蛸(タコ)の足みたいだもんねー。

その、葉っぱ。

このタコノキ、葉っぱを使って民芸品として利用されています。
島のいろんなお店で、ブレスレット等のアクセサリーや箱などの生活用品として売られていました。
そして、それらには、
「タコノ葉細工」
と書かれており・・・
見るちゃん、聞くちゃん、なんだろう君のマキチャントッシュとしては疑問が生まれるわけですよ。(笑)
“ タコ ” の木?
“ タコノ ” の木?
ガイドブックやネットを見ていると、「 タコノキ 」 と書かれているので、ガイドさんに確認したところ、
正式名称が 「 タコノキ 」 なのだそうです。
だから、
「タコノキの木。」
「タコノキの葉。」
と言うのが正しいのだそうです。
「シマギョクシンカ」 (小笠原の固有種)の実。

「こんな花が咲くんですよ。」
と、ガイドさんが写真を見せてくれました。
森の中だけどヤドカリ君!

小富士の山頂に着きました!

南崎の湾が眼下に見えます。

下山したら、昼食です。
ガイドさんがサービスで、パッションフルーツとラム酒ゼリーをご馳走してくれました♪

宿の人が作ってくれた、おにぎり。
母島では弁当が売られていないので、前日までに宿へ注文します。
おにぎり3個に漬物が付いて500円。

南崎の湾に来ました。
強風の中、小雨が混じっているの図。

ヤドカリ注意!

「まだ少し時間がありますから・・・。」
と、ガイドさんが連れて行ってくれた、
「ロース記念館」

砂糖倉庫としてロース石(凝灰岩の一種)で建てられたそうです。
今は郷土資料館になっています。
おや?
タコノキの木の矢印のところに・・・


おいおいッ!(笑)
同じ宿の人に誘われて見に行った夕日。
雲が多くて見れなかった。

どうか、明日は天気が良くなりますように.. 。 . : * ・ ゚ ☆