2013年6月29日(土)。
入院16日目。
手術6日目。
待ちに待った日がやって来ました。
今日の昼食から五分粥!
やった!やった!!やったーッ!!!
「重湯(米粒の入っていないお粥)じゃなくて、いきなり五分粥?!本当に?!」
と、何度も看護師さんと先生に念を押しました。
そして出てきたのが、コチラ!


写真奥の白いのは、魚の身をすり潰して魚の型に入れてある練り練りした食感のヤツ、でした。
オレンジ色と緑色の丸いヤツは、メニュー表によると 「甘露煮風」 なのですが、
ニンジンでもホウレンソウでもない、何度考えても正体が分かない不明物体でした。(苦笑)
完全絶食16日目にして初めての食事なのに、茄子の煮つけが出たのは驚きました。
そりゃもちろん、超柔らかいけどね。
写真には写っていませんが、五分粥にはチューブに入っていた梅肉が添えてありました。
16日ぶりの食事. . 。 . : * ・ ゚ ☆
口で、噛み噛みゴックンできる幸せ. . 。 . : * ・ ゚ ☆
病院食なんて美味しいわけないのですが、でも、本当に美味しく感じました!
(それでも!オレンジと緑の甘露煮風は本当に不味かったです。爆)
16:00、元派遣先会社の正社員お姉様が2人、お見舞いに来てくれました。

今回の入院は鼻からチューブ地獄に始まり腹腔鏡手術に至ったわけですが、
ハナチュー地獄の最中はまともに会話が出来なかったし、
術後は術後で喉のイガイガに苦しめられて涙しながら咳をする毎日だったので、
家族以外の面会を断っていたのです。
主治医先生から 「退院。」 という言葉が出てきたし、体調もだんだん良くなってきたので、
今日、面会に来ていただきました。
家族と病院職員以外の人とお喋りするのは入院以降初めて!
2時間くらいお喋りしたのですが、笑い話に、「痛てててて。」 となりながらも、楽しくて楽しくて!
あれほど毎日喉のイガイガに苦しめられているのに、お喋りしている間は咳が全く出ませんでした!
そして、お姉様達が帰って1人黙っていると、また、「ゲホゲホゲホ・・・。」
「お喋り薬」 って、効果バツグンなのねー!
今日は点滴が2本だけ。
しかも・・・
点滴はこれにて終了ー!
やったー!!やったー!!!
実は今回の入院で、点滴には本当に苦しめられたのです。
私も看護師さんまでも。
私は乳がん未遂事件で乳房温存手術を受けて左腋の下を切っているため
そのせいで左腕への点滴が禁止されたことは何度か記事で書きましたが、
入院から今日までの点滴はすべて右前腕(右腕の肘から手首)で行わなくてはいけませんでした。
ところが、私の腕って血管が浮きにくいそうで・・・。
入院初日からずーーーっと点滴を続けている私。
3日に一度の点滴針交換で、次第に看護師さんが苦戦するようになってきました。
いかにも 「私、新人です!」 っていう看護師さんは仕方ないと思ったけど、
私と同年代風=ベテランであろう看護師さんですら2回失敗し、
「ダメだ!マキチャントッシュさん、ごめんなさいッ!交代します!」 って言ったくらい。
↓看護師さんが交代中に激写!
点滴針です。

その時は病棟内で一番のベテラン?と思われる看護師さんが汗だくになって、
2回失敗して、3回目でやっと入りました。
私の右前腕と手の甲には、なんと合計13個の針痕ができ、
腕の内側は内出血しまくりで、妹曰く、
「・・・シャブ中。」
状態になりました。(涙)ちなみに、
左腕は刺針禁止、右腕は点滴中だったので、採血はいつも足の甲で行われました!
なので、こちらにも両足に4個の針痕ができました。(涙)

オマケに、この 「ビーフリード輸液」 という点滴、
「ビタミンB1・糖・電解質・アミノ酸液」 と書いてあるのですが、
点滴の間中、痛いのよー!!!(泣)
看護師さん曰く、この輸液は濃度が濃いので、血管痛を訴える人がいるそうです。
例にもれず、私もその1人でした。
16日間の点滴生活、これも相当辛かったわー!
そしてこの日の夕方・・・。
やっぱりね。
熱の華=口唇ヘルペスが出ました凹
右下の唇に。
上顎には口内炎もできたしね。
午前中から、「むぬぬ?!この気配は・・・。」 って、嫌な予感がしていたんだよ。
子宮筋腫の時も乳がん未遂の時にも熱の華が出たから、今回も出るだろうなーとは思っていましたが、
退院前に出たのは今回が初めてでした。
イイことあったり、ヤなことあったり、今日は忙しい1日でした。。。