国民健康保険料の軽減。 | makichantoshのブログ

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子宮筋腫闘病記から始めたブログが、今ではただの徒然日記になっています(苦笑)

私、知りませんでした。
 
国民健康保険(いわゆる国保)料の軽減について、
 
非自発的失業者(倒産・解雇・雇い止めなどで職を失った人)は、申告により、失業時からその翌年度末まで、前年中の給与所得を100分の30とみなして保険税を計算する軽減制度が2010年(平成22年)4月に創設されました。
具体的には、雇用保険受給資格者証の理由欄に 『 11・12・21・22・23・31・32・33・34 』 のいずれかの数字が記載されている人です。
 
ということを。
 
要するに、

「月々の保険料が3分の1くらいに安くなりますよ!」

ということを。
 
いや。
正確にいうと、その制度は知っていました。
ハローワークで渡された “ 雇用保険の失業等給付受給者資格者のしおり ” に書いてあったのを読んだので。
 
でも、私がその中の 「21」 であり、対象者であるということを私は知りませんでした。
 
 
 
11
解雇
12
天災等の理由により事業の継続が不可能になったことによる解雇
21
雇止め (雇用期間3年以上雇止め通知あり)
22
雇止め (雇用期間3年未満更新明示あり)
23
期間満了 (雇用期間3年未満更新明示なし)
31
事業主からの働きかけによる正当な理由のある自己都合退職
32
事業所移転等に伴う正当な理由のある自己都合退職
33
正当な理由のある自己都合退職
34
正当な理由のある自己都合退職(被保険者期間12か月未満)
 
 
 
「21」 の 「雇止め(雇用期間3年以上雇止め通知あり)」 とは、

「期間の定めのある雇用契約(1年未満)を反復して3年以上繰り返し、事業主側の事情によって契約満了、又は雇い止めとなったために離職したとき」

を指しています。
 
まさしく、私のことです。
3ヶ月契約を5年間更新し続け、あげく、ああいう形で契約終了されたわけですから。
 
 
 
 
 
私はもともと体が丈夫なわけではないので、健康保険証は絶対必須。
3月末で派遣契約が終了し、今まで加入していた健康保険(私は 派遣健保)が切れたので、
4月になったらすぐに変更手続きをしました。
 
市役所の国保年金課へ電話し、国保にした場合の保険料を計算してもらって、
(離職直後は正確な保険料が分からないので、源泉徴収票を見て支払金額だったか?給与所得控除後の金額だったか?を言うと概算で保険料を計算してもらえました。)
 
派遣健保へ電話し、任意継続した場合の保険料を計算してもらって、
差額が1000円くらいだったから任意継続にした私。
(任意継続した健保から国保にすることはできるけど、国保から健保へ変更することはできないから。)
 
ところが・・・。
 
ゴールデンウィーク明けのある日、元派遣社員仲間で親友のYさんが電話をくれました。

「マキチャントッシュちゃんは、もしかして国保料軽減の対象者になるんじゃないか?と思われる情報を聞いたんだけど。」

 
 
 
 
 
私、ソッコーで市役所と派遣健保へ電話して確認しました。
 
そして、自分がその対象者であることを確認したのです・・・。
 
 
 
 
 

国保なら1ヶ月約5000円くらいで済むはずだった保険料を、

任意継続したから16,005円×4・5月の2ヶ月分の保険料を、

私、すでに支払ってしまいました!!!

 
交通費もなく、ボーナスもなく、一度もアップすることのなかった時給で、
5年間チクチク働いて得た収入の中から、
現在失業中の身で、
約2万円も無駄に払ったっちゃったよ・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そりゃあさ、
世の中には、「えーッ?!そんな特別減免制度があったの?!」
っていうことがいっぱいあるけれど、
それを自分から知ろうとしないアナタが悪い、と言われればその通りなのだけど・・・。
 
 
 
 
 
でもさー、私、市役所にも派遣健保にも、
1.派遣社員として働いていた。
2.3月末で契約終了した。
3.国保にするか派遣健保の任意継続にするか、保険料を比べて安いほうにしたい
とハッキリ伝えたのに、
 
ハローワークも派遣会社も、
私が 「21」 の 「雇止め(雇用期間3年以上雇止め通知あり)」 で失業したって分かっているのに、
 
誰も、ちょっとも、教えてくれなかった。
 
 
 
 
 
毎日そういう仕事をしているのなら、
ちょっとさ
ほんのちょーーーっとでもさ
相手の立場を考えたら
「アナタ、もしかしたら、国保にしたら保険料がかなり安くなるかもしれませんよ?」 って
アドバイスとかヒントをあげようって
思わないかね???
 
 
 
 
 
ちなみに。
 
派遣健保へ 「保険料の差額を返してもらえないのですか?」 と聞いてみたら、
ダメだと言われました。
 
 
 
 
 
Yさんが教えてくれたおかげで2ヶ月分(2万円)無駄にしただけで済んだけれど、
その日、私が激しく落ち込んだことは言うまでもありません。
 
(※ちなみにこの制度、自治体によって違いがあるかもしれませんので、あしからず。)