2010年2月4日。
乳がん手術のための事前検査1日目。
朝、妹がメールをくれた。
おはようございます。 今日は検査頑張ってね。 マクドナルドのテキサスバーガーが今日までだったような気がします。 あと6日土曜日にWOWWOWでKen’s Barがするのでブルーレイに録画しておくからね。
さすが血を分けた妹よ・・・。(嬉泣)
姉の好みをよく知ってくれている!
朝8時以降は絶食しないといけなかったし、(水分は摂ってもOKだった。)
私がテキサスバーガーを食べたがっていたことを覚えていてくれた。
もちろん、平井 堅の大ファンであることも忘れていない。
(我が家はWOWWOW契約をしていないし、テレビの録画はVHSのビデオテープしかないのである。)
私がテキサスバーガーを食べたがっていたことを覚えていてくれた。
もちろん、平井 堅の大ファンであることも忘れていない。
(我が家はWOWWOW契約をしていないし、テレビの録画はVHSのビデオテープしかないのである。)
13:40、病院へ。
受付をしてから、まずは採血。
試験管みたいなのに5~6本採られた。
試験管みたいなのに5~6本採られた。
それから、「鼻の中の粘膜を採取します。」 と看護師さんに言われる。
手術のときに入るとヤバい細菌(?)とかを持っていないかどうかを調べる、とのこと。
長~い綿棒みたいなので、左の鼻の奥をコチョコチョコチョ・・・。
痛くはなかった。
手術のときに入るとヤバい細菌(?)とかを持っていないかどうかを調べる、とのこと。
長~い綿棒みたいなので、左の鼻の奥をコチョコチョコチョ・・・。
痛くはなかった。
それから採尿。
場所を移動して、今度は心電図検査。
なぜかココで身長と体重を聞かれる。
私 : 「身長と体重? えーと・・・身長が153、体重が153。」
技師 : 「体重が153?!」
私 : 「はッ!間違えた!」
と、漫才のようなボケとツッコミを交わす。(笑)
この後、レントゲンやCTやMRIが待っていることが分かっていたので、
「いちいちブラジャーを取ったり着けたりするのは面倒だな。」
と考え、ここで開き直って今日はノーブラでいることにした。
「いちいちブラジャーを取ったり着けたりするのは面倒だな。」
と考え、ここで開き直って今日はノーブラでいることにした。
「20歳台だったら、ぜったいに妥協しないだろうな。
例え独身でも、女も37歳のアラフォーになると恥じらいを捨てちゃうんだな。 怖いナ・・・。」
と我ながら思う。(笑)
例え独身でも、女も37歳のアラフォーになると恥じらいを捨てちゃうんだな。 怖いナ・・・。」
と我ながら思う。(笑)
隣の部屋へ移動し、肺活量を調べる。 2種類。
まず、空気を吸う量と出す量を測定し、次に
空気を 「フゥ!」 と一気に吐き出す “ 力 ” を測定した。
空気を 「フゥ!」 と一気に吐き出す “ 力 ” を測定した。
また場所を移動して、今度は胸のレントゲン撮影。
正面からのと横向きのを撮った。
さらに場所を移動して、今度は胸から腹部にかけて、造影剤を入れてのCT検査。
Gパンは履いたまま(バックルが大きいからベルトははずしたけど)、
上はノーブラにユニクロのヒートテック1枚、
という格好で台の上に仰向けに寝転ぶ。
上はノーブラにユニクロのヒートテック1枚、
という格好で台の上に仰向けに寝転ぶ。
看護師さんからいろいろ問診される。
造影剤を入れると具合が悪くなる人が少なくないらしい。
造影剤を入れると具合が悪くなる人が少なくないらしい。
台が筒の中へ移動し、腕を、ボクシングの防御の格好みたいにするよう指示される。
看護師 : 「造影剤を入れるための針を入れますね。」
「この後MRIもあるから、血管を確保するために針を付けたままにしますからね。」
「この後MRIもあるから、血管を確保するために針を付けたままにしますからね。」
・・・って、今、私の右手の甲をアルコールで拭いたよね?!
手の甲に点滴用の針を打つってこと?!
手の甲に点滴用の針を打つってこと?!
| 痛ー・・・ |
問答無用で、手の甲に太い針を刺された凹
検査時間は15~20分くらいだったと思う。
MRIよりはマシだけど、やっぱり音はうるさかった。
(私には、「ビヨウ、ビヨウ、ビヨウ・・・」 と聞こえた。笑)
MRIよりはマシだけど、やっぱり音はうるさかった。
(私には、「ビヨウ、ビヨウ、ビヨウ・・・」 と聞こえた。笑)
撮影?している最中は、技師先生も看護師さんも部屋から出て行くのだけど、
途中で入ってきて、
「今から造影剤が入ります。」
「造影剤は粘っこい液体だから、温めて使うので、体の中に入ると上半身がグワ~っと熱く感じます。
オシッコに行きたい感じにも似ていますよ。」
とのこと。
途中で入ってきて、
「今から造影剤が入ります。」
「造影剤は粘っこい液体だから、温めて使うので、体の中に入ると上半身がグワ~っと熱く感じます。
オシッコに行きたい感じにも似ていますよ。」
とのこと。
本当にそのとおりだった!
グワ~!っと来た。
耐えられなくはないけれど、ヤな感じだった。
グワ~!っと来た。
耐えられなくはないけれど、ヤな感じだった。
再び場所を変えて、次も造影剤を入れての乳房MRI検査。
こちらもGパンのままでOKだったけど、上半身は裸の上に検査着を着た。
看護師さんが手の甲に固定されている針へ点滴を付ける。
看護師さんが手の甲に固定されている針へ点滴を付ける。
そして出てきた技師先生は・・・
えええー!
いくら巨乳の私でも、
37歳のアラフォーでも、
淳平君の前で検査着の前を開けてオッパイをだすのは抵抗があるよォ!
いくら巨乳の私でも、
37歳のアラフォーでも、
淳平君の前で検査着の前を開けてオッパイをだすのは抵抗があるよォ!
しかし、もちろん、拒否は出来ない。
しぶしぶ従う。
しぶしぶ従う。
台の上へうつ伏せに寝転び、
カップヌードルにオッパイを入れて、
顔は(どっちを向いてもいいけど)右側に向け、
両腕は “ 行き倒れた人 ” みたいにバンザイの格好で、
約1時間、この体勢で動いちゃいけない。
カップヌードルにオッパイを入れて、
顔は(どっちを向いてもいいけど)右側に向け、
両腕は “ 行き倒れた人 ” みたいにバンザイの格好で、
約1時間、この体勢で動いちゃいけない。
途中、淳平君が部屋に入ってきて、
「これから造影剤を入れていきますね。 大丈夫ですか?」 と言ってくれたので、
「(首が痛いから)首の向きを変えてもいいですか?」 と聞くと、
「それはダメです。」 とキッパリ。
「これから造影剤を入れていきますね。 大丈夫ですか?」 と言ってくれたので、
「(首が痛いから)首の向きを変えてもいいですか?」 と聞くと、
「それはダメです。」 とキッパリ。
やっぱり動いちゃダメなのか・・・凹
子宮筋腫でMRIをしたとき(2005年4月)は
「バケツを頭にかぶって、ハンマーで殴られているような音」 って思ったくらいうるさかったけれど、
今日は、そこまでは感じなかった。
それでも充分、かなり、うるさいケド。
「バケツを頭にかぶって、ハンマーで殴られているような音」 って思ったくらいうるさかったけれど、
今日は、そこまでは感じなかった。
それでも充分、かなり、うるさいケド。
撮影室の中ではMRI装置の音が
ガン、ガン、ガン、ガン・・・。
ガン、ガン、ガン、ガン・・・。
なぜかテクノ・ミュージックがBGMで流れていて、
ズンチキ、ズンチキ、ズンチキ、ズンチキ・・・。
ズンチキ、ズンチキ、ズンチキ、ズンチキ・・・。
そのリズムに合わせて、
テキサス、テキサス、テキサス、テキサス・・・。
テキサス、テキサス、テキサス、テキサス・・・。
朝8時から絶食してお腹が空いている私の頭の中は、テキサス・バーガーのことでいっぱいだった。
やっとの思いでMRIが終わったら、
なぜか、「もう一度採血をするので検査室へ行ってください。」 と指示される。
なぜか、「もう一度採血をするので検査室へ行ってください。」 と指示される。
不思議に思っていると、今度は耳たぶから採血。
一瞬チクッとする程度だったけど、何のための採血だったのか?
(後から人に聞いたところによると、出血したときの止血時間を計っているのではないか?とのことだった。)
(後から人に聞いたところによると、出血したときの止血時間を計っているのではないか?とのことだった。)
これで、今日の検査はすべて終了。
会計を済ませて16:30、マクドナルドのドライブ・スルーへまっしぐら!
ところが・・・
ない。
看板にテキサスバーガーが、ない。
マキチャントッシュ : 「あの・・・テキサスバーガーはないんですか?」
マイクの向こうの店員 : 「はい。」
マキチャントッシュ : 「え?無いって・・・無くなったってこと?」
マイクの向こうの店員 : 「はい。」
マキチャントッシュ : 「それって、販売が終わったってこと?!」
マイクの向こうの店員 : 「はい。」
マキチャントッシュ : 「今日の分は売り切れたってこと?!」
マイクの向こうの店員 : 「はい。」
| ガックリ凹 |
結局、てりやきマックバーガーのバリューセット(ポテトのMサイズとドリンクのMサイズのセット)に
アップルパイまで買っちゃって、ヤケ食いしてしまった凹
アップルパイまで買っちゃって、ヤケ食いしてしまった凹
今日は造影剤を入れているから水泳を止められた。
明日も造影剤を使った検査がある。
私に残された日は、あと、わずかしかないのに、泳げないんだ・・・。
どうして、こんなことになっちゃったんだろう。
どうして、私なんだろう。