2/5(ごぶんのに)。 | makichantoshのブログ

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Yahoo!ブログから引っ越してきました。
子宮筋腫闘病記から始めたブログが、今ではただの徒然日記になっています(苦笑)

癌細胞が見つかってから4日後の2010年1月19日。

再び2/5(ごぶんのに)人目の乳腺専門医(←大きな総合病院)のところへ行きました。
コア針生検の検査結果を持って。



2/5先生は言いました。

「マキチャントッシュさんを責めているわけではありませんよ? でも・・・
 アナタがこういう行動(←内緒で4/5先生のところへ行ってコア針生検を受けたこと。)に出るとは
 思っていませんでした。」

そして先生は残念そうに言いました。



   初診のクリスマス・イブの日、もう少し詳しく話をすればよかった、と。
   (でも、私が乳がんの疑いを強く拒絶していたので、それ以上は話さなかった、と。)

   (コア針生検で)癌細胞がいるであろう乳管を針で突いて破ってしまったこと。

   だから、今からMIR検査やマンモトーム針生検をしても、
   正確な検査結果を得られるかどうかわからなくなってしまった、ということ。

   コア針生検は、ごくごく一部の細胞しか見ることができないので
   検査結果票に 「乳がんを強く疑う。」 という書き方になっているが、
   「(乳がんの)疑い。」 と 「(乳がん)だ。」 では、まったく意味が違う、ということ。

   だから、より多くの細胞を採取できるマンモトームで、「(乳がん)だ。」 とハッキリさせたかった、と。





でも、今となってはもう、どうしようも出来ない・・・。





ところで、2/5先生は、「乳房温存の努力をする。」 と言ってくれていました。

石灰化(=がん)が見られる範囲が広いし乳首の近くにまで及んでいるので、
「温存するのは難しいけれど、努力はする。 でも、もし(胸を切り)開いてみて無理だったらごめんね。」 と。

私は先生に頼みました。

「私、今は2/5先生にお願いしようという気持ちにかなり傾いています。
 でも、同じ乳腺専門医の先生なのに、
 1人は 『切除する。』 、1人は 『温存する。』 と言われると・・・。(どっちを信じていいかわからない。)
 だから、もう1人だけ、もう1人だけ他の先生の意見を聞かせてもらえませんか?」

すると先生は諭すように言いました。

「マキチャントッシュさん・・・。
 仮に99人の先生が 『命を助けるために乳房切除(=全摘)したほうがいい。』 と言って、
 1人の先生だけが 『癌が再発するかもしれないけれど乳房温存手術します。』 と言ったら
 アナタはどっちを選びますか?」

「セカンド・オピニオンでも、サード・オピニオンでもすればいい。
 でも、アナタは自分が納得することを言ってくれる先生に出会うまで、ずっと探し続けるでしょう?
 もう一度帰って、自分の気持ちをゆっくり考えてみてください。」

そう言われて、「確かに、そうかも。」 と思った私。
この日はそのまま帰宅しました。





眠れない日は、まだまだ続く。。。






                   どうして、こんなことになっちゃったんだろう。

                         どうして、私なんだろう。