独身を見る目。 | makichantoshのブログ

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Yahoo!ブログから引っ越してきました。
子宮筋腫闘病記から始めたブログが、今ではただの徒然日記になっています(苦笑)

久々に、
グサーッ!
とくる言葉を聞いた。





職場にいる、24歳の女の子。独身。
美人で、ナイスバディで、色気ムンムンで、頭が良くて、バリバリ営業職をこなしてるんだけど、
結婚願望が強い。(らしい。)

同じく職場にいる、33歳の独身バツイチ男。
仕事が出来て、背が高くて、オシャレで、いつもイイものを身につけている。

54歳で単身赴任中の所長。
妻子あり。

この3人が何気なく始めた会話の流れで・・・





24女 : 「私、お見合いしたことあるんですよォ。 得意先の人に、どうしてもって頼まれてェ。」
所長 : 「それで、どうだったの?」
24女 : 「んー、年だしィ・・・。(←先方が年を取りすぎている、の意。)」
33男 : 「いくつ?」
24女 : 「33。」
33男 : 「俺ぢゃん!」
24女 : 「男の人はイイんですよォ!」

ここまでは、まだ、良かった。

24女 : 「でもォ、女の人で30過ぎてて独身ってェ・・・。」

ん?

33男 : 「そう?」
24女 : 「じゃあ、33男さん、結婚相手が年上の女の人でもイイ?」
33男 : 「(即答で)ヤじゃ!」

う゛!

24女 : 「でしょ~?!」
所長 : 「でも、30歳過ぎてても独身の人はいるぞ? バツイチとか・・・。」

ギョ!

24女 : 「バツイチなら、わかるんです。 でも、そうじゃなくて30過ぎて独身て・・・。」





このあたりで、24女は私の存在に気が付いたらしい。
ちなみに、
彼女は私が35歳で独身であることを知っている。
内心ではヤバイ!って思っていたと思う。

ココで私が自虐行為に出て、
「24女さん! 聞こえてますよ! 30過ぎて独身の女がココにいますよ!」
って笑って言えたら、
その後の私の気持ちも違っていたかもしれない。

だけど、
そこまでみんなと親しく話が出来るほど私は長く勤務していないし、
お互いの机の微妙な距離感がジャマをして、
私は自虐行為に出られなかった。

仕事に集中して会話が聞こえていないフリをしながら、黙っていた。

そして、彼女は彼女なりに考えたんだと思う。

24女 : 「うーん。 30・・・40過ぎて独身の人に、どうして独身なのか話を聞いてみたい!
       ○○事業所のAさんとか!」
所長&33男 : 「そうだねー。」

ちなみに、○○事業所のAさんという人は、
質問されたことに対して答えられないことはないくらい、とても仕事が出来て面倒見がいいんだけど
お局様的存在(雰囲気?)になってしまっている、40歳前後の独身女性。





私、スンゴイ汗をかいた。
何ともいえない、冷や汗をかいた。
全身の血の気が引いていくのがわかった。

彼女達の名誉のために言っときますが、
彼女達は、決して、意地悪でも性格が悪いわけでもない。

本当に、素直に、思ったことを口に出しただけのこと。





そうだよねー。

世間では、30歳を過ぎて生粋の独身でいる女の人に対して、そういう風に思うんだよね。

そういう風に見てるんだよね。





私の友達や、親戚や、知人で、
30歳を過ぎて生粋の独身女性が何人かいるけれど、
何にも特別じゃないんだけどな・・・。

仕事を持っていて、
小さな趣味や楽しみを持っていて、
恋人もいて、
平凡に生きてるだけなんだけどな・・・。

ただ、たまたま、結婚してないってだけなんだけどな・・・。

私から言わせれば、
「東京に住んでいて東京ディズニーランドへ行ったことがない。」
っていうのと、同じようなモンだと思うんだけどな・・・。

“ 30歳を過ぎて結婚していない ” という、
世の中の当たり前じゃない大部分じゃないほうに属しているだけで、
変わってる人に思われたり、
バツイチなのかもって思われたりしちゃうんだよな・・・。





そういう風に見られてるんだろうな~とは思っていたけれど、
その場に直面してみると、やはり、ショックだ。

大したことじゃないよ、マキチャントッシュ。
生理前だから気になっちゃうんだよ、マキチャントッシュ。

自分で自分に、そう、言い聞かせながら、
涙があふれそうになって、
こらえるのに必死だった。





神様・・・

どうか、神様・・・

結婚も妊娠も出産もしたいと思っている私に
恋人も夫も子供も与えてくれないのなら、

独りぼっちでも生きていけるだけの、
タフな精神力を私に与えてください。





私を強くしてください。。。