呉観光。 | makichantoshのブログ

makichantoshのブログ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。
子宮筋腫闘病記から始めたブログが、今ではただの徒然日記になっています(苦笑)

東京から帰ってきて4日後、
広島県の呉(くれ)というところに1泊2日で観光してきました。

一緒にエジプト旅行をした、短大時代の友達Tちゃんが愛知県から来たのです♪

エジプトのときと同様、
今回の呉観光もTちゃんが言いだしっぺでした。(笑)

呉市は戦前、東洋一の軍港だったところで、
1940年(昭和15年)、あの戦艦「大和」を建造したところです。

今でも世界最大級のタンカーを建造していて、
海上自衛隊呉基地もあります。





Tちゃんは土曜日のうちに呉入りしており、
私は日曜日の早朝6時(早ッ!)に家を出て呉に向かいました。

新幹線と電車を乗り継いでTちゃんと合流し、
まずはてつのくじら館へ行きました。
朝一番で行ったので、私達はこの日の一番乗りでした!

イメージ 1

“ てつのくじら ” は、2004年まで実際に働いていた潜水艦です。
本名(?)は、「あきしお」というそうです。

てつのくじら館では、
掃海艇(機雷(地雷の海版)を除去する船)の活動や、
潜水艦についての展示・解説をしてありました。

お揃いの青いジャンパーを着たボランティアのおじさん達がたくさん居て、
いろいろ説明してくれました。

実際に潜水艦内で使われているベッドに寝転がってみたり、(超狭ッ!)
昼と夜を区別するための照明(夜は赤。映画なんかによくあるシーンの室内色。)の下で
食事がどんな風に見えるかどうか体験してみたり、(おいしくなさそー。)
潜望鏡で外を覗いてみたり、(映像でした。笑)
私の大好きな “ ワクワク体験 ” が出来ました♪





続いて訪れたのは、大和ミュージアム
本名は、「呉市海事歴史科学館」と言います。

イメージ 2

戦艦「大和」の模型です。
写真左が船首です。
実物の10分の1の大きさだそうですが、それでも、26.3メートルあります!

私の祖父は(大和ではありませんが)戦艦の乗組員だった人なので、
祖父のことを想いながら、見学しました。

大和ミュージアムでは
呉の歴史と造船、戦争と平和について、展示・解説されていているのですが、
戦艦「大和」の乗組員たちが家族への思いを託した遺書・手紙・葉書の展示コーナーや
神風特攻隊、人間魚雷「回天」のコーナーは、
涙なくしては観られませんでした。

戦争は、本当に愚かな行為です。





大和ミュージアムを出た私とTちゃんは
呉探訪ループバス「くれたん」に乗って海上自衛隊呉基地へ行き、
護衛艦の艦内見学をしました。

イメージ 3

海上自衛隊呉基地では、毎週日曜日のみ、護衛艦艦内を一般公開しているのです。

私達が乗艦したのは、護衛艦「まつゆき」でした。

イメージ 4

まつゆきは、航空母艦(空母)や補給艦や巡洋艦ではなくて、戦闘艦。・・・らしい。

でも、戦闘艦といっても、
あくまで、「外への攻撃」ではなく「外からの防御」に重点を置いていて、
「やられたらやり返す。」みたいな、
「目には目を、歯には歯を。」の、ハムラビ法典みたいな艦。・・・らしい。

見学客10人に1人くらいの割合で乗員が付き添ってくれて、
艦内を説明して歩いてくれます。
機密事項以外なら(笑)どんどん質問に答えてくれます。

イメージ 5

こんな風に、一緒に写真も撮ってくれます。

戦争には反対だけど、
“ 防衛 ” のためなら理解を示してあげようと思いました。

やっぱ、ちょっと、カッコイイし。(笑)





護衛艦見学場所の近くには、アレイからすこじまという公園があって、
日本で唯一、現役の潜水艦を間近で見ることができます!

イメージ 6

私達が訪れたときは、3~4艦(←数え方が分かりません。)居ました。

バケツを持って、甲板?を掃除している乗員がいました。
本物ぢゃー!(笑)





再びループバス「くれたん」に乗り、呉駅まで戻って遅い昼食を取ったあと、
駅から大和ミュージアムまでの途中にある、
映画「男たちの大和/YAMATO」のロケセット展示館に入ってみました。

展示内容はショボかったのですが(爆)
この旅行で一番のベストショットが撮れました!

イメージ 7

戦艦「大和」乗組員の、マキチャントッシュです。(笑)





ホテルにチェックインした私とTちゃんは、
「呉の地ビール」ビアホールレストラン、海軍さんの麦酒舘というところへ行ってみました。

メニューには、やたらと、「海軍さんの○○」という名前がつけてあり、
呉の地ビールが “ 売り ” になっていて、
私はサッパリしていてフルーティーな、ケルシュ(写真左)
Tちゃんは少し甘みのあるアイリッシュエール(写真右)を注文してみました。

イメージ 8

でも、後から分かったのだけど、
呉ビール=「海軍さんの麦酒」はピルスナー、ヴァイツェン、アルト、なんだってー。(苦笑)

そしてこれは、「海軍さんの肉じゃが」。

イメージ 9

呉は肉じゃが発祥の地だそうで、
でも、
同じく軍港のあった京都府舞鶴市も名乗りを上げており、
今も論争中らしいです。(苦笑)

ちなみに、呉には、こんなものが売られています。

イメージ 10

以前、戴き物で食べたことがあるのですが、
フツーのレトルトカレーです。(爆)

そして、
このお店で何よりも驚かされたことが、
閉店時間が21:00!!!

ビアホール・レストランと看板を掲げているのに、
閉店が21:00って、どんなビアホール?!
呉って、どんだけ田舎なんッ?!

ビール1杯に、肉じゃが一皿とほうれん草のサラダしか食べていなかった私とTちゃんは、
仕方なく、
まだ21:00だというのに明かりが消えて静まり返った呉の街中をさまよい歩き、
偶然見つけた夜カフェに入ってお腹を満たし、
ホテルへ戻ったのでした・・・。





翌日の朝。

簡単に朝食を済ませた私とTちゃんは、
呉水産まつりへ出かけました。

限定3,000個の殻付き焼き牡蠣の無料試食があると事前にチェックしていたので、
呉駅から徒歩15分くらいのところにある中央公園というところへ
10:00~の開催に合わせて出かけたのですが・・・

スンゴイ人の列でした!

そして、
30分並んで、なんとか牡蠣をGETしたッス!

イメージ 11






念願のタダ牡蠣を食べた私とTちゃんは呉駅に戻り、
駅前のデパート “ そごう ” の中で売られている、
メロンパンという名前のパン屋さんの、パンを買いました。

呉っ子なら誰でも知っているという、老舗のパン屋さん。

イメージ 12

いまだに根強い人気があるらしいのですが、
メロンパンの中にクリームが入っています。

だからなのか?呉では、なぜか、
一般のクリームパンのことをメロンパンと呼び、
一般のメロンパンのことを、コッペパンと言うそうです。
(店頭でも、そう書いてあった。)

でも、何がすごいって、このパン屋さんのアンパン!

イメージ 13

どうです!このアンコの量!

Tちゃんなんか、
6個買って紙袋に入れて持ち歩こうとしたら、ビリーッ!て、破れちゃったくらいです!(笑)

呉に来たら、ぜひ一度、お試しあれ!





行きたいところへ行き、
観たいものを見て、
やりたいことをやり、
食べたいものを食べた私とTちゃんは
昼過ぎ、呉を後にしました。

大満足の、“ 牡蠣チャントッシュ ” なのでしたー♪