山陰温泉かにツアー。 -2日目- | makichantoshのブログ

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Yahoo!ブログから引っ越してきました。
子宮筋腫闘病記から始めたブログが、今ではただの徒然日記になっています(苦笑)

1月11日。 -2日目。-


山陰温泉かにツアー2日目の朝です。

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雨は降っていませんでしたが、降水確率50%のこの日、
宍道湖(しんじこ)は霞んで見えました。
右手前に見えるのは、宍道湖名物シジミ取りの船です。

私とこの旅の発起人Sさんは、まず、温泉に入り、
再びお肌に磨きをかけました。(笑)

そして、朝食です。

朝食も、これまた豪勢でした!

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客室とは別の和室(掘りゴタツの個室)で、

鮭のバター焼き、筑前煮、もずく酢、冷奴、宍道湖のシジミ汁、白飯、ご飯のお供?の佃煮や漬物数種、サラダ、オレンジジュース

を戴きました。

お腹イッパイ!
ごちそうさまでした~!










旅館 なにわ一水 を後にした私達は、
一畑電鉄で 出雲大社(いずもたいしゃ) へ向かいました。

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2両編成の電車でトポトポ揺られること1時間、
出雲大社前駅に到着します。

駅から坂道を登っていくと・・・

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大鳥居があります。
鳥居をくぐって参道を進んでいくと・・・

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有名な神話 『 因幡の白兎(いなばのしろうさぎ) 』 の銅像があります。

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 ◇◆因幡の白兎◆◇
出雲の国に大黒様という神様がいらっしゃいました。 その神様は大勢の兄弟があり、その中でもいちばん心のやさしい神様でした。 兄弟の神様たちは因幡の国に八上比売(やかみひめ)という美しい姫がいるという噂を聞き、みんなで会いに行こうと決められました。 大黒様は兄弟達の家来のように大きな袋を背負わされ、一番後からついていくことになりました。 大黒様が因幡の国の岬を通りかかったとき、体の皮を剥かれて泣いている一匹のうさぎを見つけました。 大黒様はどうして泣いているのかわけを聞きました。 そのうさぎは言いました。 「わたしは隠岐(おき)の島に住んでいたのですが、一度この国に渡ってみたいと思って泳がないでわたる方法を考えていました。 するとそこにワニ(←サメのこと。)がきたので、わたしは彼らを利用しようと考えました。 わたしはワニに自分の仲間とどっちが多いか比べっこしようと話をもちかけました。 ワニたちは私の言うとおりに背中を並べはじめて、私は数を数えるふりをしながら、向こうの岸までワニの背中の上を渡っていきました。 しかし、もう少しというところで私はうまくだませたことが嬉しくなって、つい、だましたことを口にしてしまいワニを怒らせてしまいました。 その仕返しに私はワニに皮を剥かれてしまったのです。 それから、私が痛くて泣いていると先ほどここを通られた神様たち(大黒様の兄弟)が、私に海に浸かって風で乾かすとよいとおっしゃったのでそうしたら前よりもっと痛くなったのです。」 大黒様はそれを聞いてそのうさぎに言いました。 「かわいそうに、すぐに真水で体を洗い、それから蒲(かま)の花を摘んできて、その上に寝転ぶといい。」 そう言われたうさぎは今度は川に浸かり、集めた蒲の花のうえに、静かに寝転びました。 そうするとうさぎの身体から毛が生えはじめ、すっかり元の白うさぎに戻りました。 そのあと、ずい分遅れて大黒様は因幡の国につかれましたが、八上比売(やかみひめ)が求められたのは、大黒様でした。

その先へ進んでいくと、拝殿があります。 (このしめ縄は、あの有名な大しめ縄とは別のものです。)

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その拝殿の奥に・・・

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本殿があります。

出雲の国は、神の国、神話の国と言われています。
そして、
毎年旧暦の10月11日から17日に全国の神々が出雲大社に集まり滞在します。
そのため、
出雲以外の地では10月を神無月(かんなづき)と呼び、
出雲では逆に神在月(かみありづき)と呼ぶってこと、ご存知でしたか?

だから私は、ここに来ると、

「八百万(やおよろず)の神様達が疲れを癒しに来るお湯屋なんだよ。」

という、
映画 『 千と千尋の神隠し 』 で、湯婆婆(ゆばーば)が初対面の千尋に言うセリフを思い出します。(笑)

出雲大社のどこかに、あの、お湯屋があるに違いないッ!(笑)





本殿の西側には、神楽殿があります。

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これが、あの有名な大しめ縄です!
長さが13メートル、重さは5トンあるそうです。





そうそう!
忘れちゃならないことが!

出雲大社は縁結びの神様です。(笑)
前日手作りした勾玉(まがたま)の、“ 石の浄化 ” をしなくては!

お賽銭もフンパツし、(って言っても、100円だけど。笑)
「どうか良いご縁がありますように。」
とお願いしました。

お守りも買いました。 (前日も八重垣神社で買ったけど。笑)





心がスッキリ晴れたところで、腹ごしらえです。(笑)

出雲は 出雲そば が名物です。
前もって調べておいた、
島根県の蕎麦ネットランキング1位の蕎麦屋、八雲本店(やくもほんてん) で
月見、山かけ、天ぷら(天かすだけど。笑)の、三色割子を食べました。

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出雲でのお約束、縁結び成就祈願と出雲そばを達成した私達は(笑)
再び一畑電鉄に乗って、松江しんじ湖温泉駅まで戻りました。

高速バスの出発時間まで1時間半あったので、
駅前にある喫茶店に入り戴いたのが、コレ!

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古代米で作ったシフォンケーキとアイスクリームとリンゴのコンポート☆
“ ケーキセット ” って書いてあったのですが、
濃厚なアイスクリームのボリュームがすごくて、
「アイスクリームにシフォンケーキが添えてある。」感じでした。(笑)

ボリュームといい、美味しさといい、
大満足の800円でした♪





残った時間は、駅の外にあった 足湯 を初体験☆

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本当は、ジィ~っと座っているものなのでしょうけれど、
私達が行ったときには誰もいなくて貸し切り状態だったため、
ザブザブザブザブ歩いてみました。(笑)

底に敷いてある石で足の裏が刺激されて、
10分ほどで、ポッカポカになりました♪










とうとう、バスの出発時刻になりました。

疲れていたわけではありませんが、
4時間の帰り道は、ただただ、寝るばかり。(笑)

もともと、
カニを食べて、温泉に入って、のんびりするつもりだったのが、
思わぬ充実した旅行となりました♪

天気にも恵まれて、
と言っても晴天だったわけでなく、
天気予報では雨が降るといっていたのに、自称:超強力晴れ女のSさんのお陰か?
ず~っと曇りで時折日が差すほど!だったし、

考えてみれば、
この時期の山陰で雪を見ずして帰るとは!
(旅館の仲居さんが、「雪を期待して来られたのでは?」 って聞いてきたくらいだもの。笑)





7日間に凝縮されたエジプト旅行も良いけれど、
1泊2日のゆっくり女2人旅もイイもんだ~♪