手術後半年の検診。 | makichantoshのブログ

makichantoshのブログ

Yahoo!ブログから引っ越してきました。
子宮筋腫闘病記から始めたブログが、今ではただの徒然日記になっています(苦笑)

2006年4月17日。

子宮筋腫の手術をしてから半年が経ったので
定期健診に行ってきた。

婦人科検診は生理前が理想と聞いていたし、
手術をしてくれた主治医のS先生に絶対に診てほしかったから、
私の生理周期とS先生の外来診察日を考慮して、
平日に仕事を休んで病院へ行った。

電車を乗り継ぎ1時間半、
診察予約時間から待たされること1時間、
ようやくS先生の診察を受けることができた。

体調はいいけど生理がまったくの元通りで
生理痛が激しいこと、
出血量がとても多いことを話してから、内診を受ける。

     S先生:(下腹部をモニュモニュ揉みながら)「子宮はよく動きますね。」

     私:「ふ~ん。」

     S先生:(カーテンの向こうでエコーを見ながら)「内膜がかなり厚くなっていますね。」

     私:(ビビリながら)「それは、生理前だからですか?」

     S先生:「そうです。」

     私:「ふ~ん。」

     S先生:「右の卵巣も左の卵巣も、いい形をしていますよ。」

     私:「はい。」

     S先生:「うーん。子宮の入り口がちょっと荒れていますね。」

     私:(超ビビリながら)「はぁ・・・。」

     S先生:「半年経ったから、子宮と子宮頸部のガン検診をしておきましょう。」

     私:「はい。」

     S先生:「妊娠の可能性は、ないですか?」

     私:「はい。」

     S先生:「絶、対、に、ないですか?」(→異常に念を押す、S先生。)

     私:「はい?」

     S先生:「少し痛いですよ~。」

     私:「う゛ぎいいい~ッ!!!」(→実際には声に出していない心の声。)

内診が終わり、
ため息をつきながら内診室を出て
改めてS先生の説明を聞く。

     「今、診た限りでは、病気が再発したとか、特にそういう問題はありませんよ。」
     「生理の出血量が多いというのは、
      子宮内膜の厚みがかなり厚い=剥脱する内膜が多い=出血量が多い、
      ということになるわけです。」

そして、思ってもいなかったことを勧められた。

     「ピルを使ってみますか?格段に出血量が減りますよ。」

ぴぴぴピル~?!
あの、経口避妊薬の、ピル?!

     私:「副作用はありますか?」

     S先生:「人によりますけど、胸のむかつきや吐き気の出る人がいます。
          でも、2~3ヶ月で治まります。」

     私:「飲むのを止めたら、効果はどうなりますか?」

     S先生:「元に戻る(出血量が増える)でしょうねえ。
          だから、もう絶対手放せないって言う人がいます。」

その場で、かなり悩んだ私。

重い生理は、もう、イヤだ。
でも、
ピルはホルモン剤だし、
(いつかは妊娠&出産したいと思っているのに)ピル=避妊薬を服用、
それを常用することになるかもしれない。。。
それは、イヤだ。

重い生理はイヤだけど、
結婚の予定も、妊娠させてくれる相手もないけれど(涙)、
それでも、やっぱり、
ピルを使うのは、イヤだ。

結局私は、断った。

そのかわり、
次の定期健診までの、半年分の生理痛の痛み止め薬を処方してくれるように頼んだ。
S先生は「う~ん。」と唸りつつ、
「じゃあ、これで様子を見てみて、どうしてもって時は、またその時に考えましょう。」
と言ってくれた。

診察と検査と投薬で7,090円。
電車代が往復2,360円。
電車で往復3時間。
待ち時間と診察と会計で1時間45分。

毎度のことながら、
時間と金のかかる検診だった。

ちなみに、
検査の詳細結果は2~3週間後に郵送されてくる。

どうか、何事もありませんように・・・。