手術当日、
これまた避けては通れない、浣腸をした。
狭いユニットバスの中に、
看護学生、先輩看護師、私の3人が入り、“それ”は行われた。
ショーツを脱いだあと便座の横に設置してある“手すり”につかまり、
立ったままお尻を突き出す私。
そして、看護学生が慣れない手つきで・・・。
ヒャーッ!
緊張するーッ!!
恥ずかしーッ!!!
しか~し。
みるみるお腹が痛くなり、今にも出そうになってきた。
先輩看護師さんに
トイレットペーパーでお尻を押さえておくように指示され(中身が出そうになるから。)
「10分ぐらい我慢してください。」
と言われたけれど、
そんなの、とても我慢できそうにない!
下半身スッポンポンのまま、
トイレットペーパーでお尻を押さえ、
狭いユニットバスの中を右往左往する私・・・。
看護学生と先輩看護師が部屋を出て行ってから
1分も我慢できただろうか?
「もうダメだーッ!」
○#△$×%□&☆・・・・・!!!
出すものを出し、
トイレ内の呼び出しボタンで看護師さんを呼ぶ。
「済んでも流さないで、見せてくださいね♪」
と言われていたからだ。
仕方がないとはいえ、
見ず知らずの人(=看護師+オマケの看護学生)に
自分のクサイ排泄物を見せなくちゃいけないなんて。
ああ!なんと恥ずかしいことか!
事が終わり、ものすごい脱力感に襲われる。
はあ・・・。
手術を受ける前の段階で、こんなに大変だなんて。
先が思いやられる。