2005年10月6日、
弾性ストッキングのせいで、よく眠れないまま朝を迎えた。
今日、私は本当に開腹手術を受けるのかな?
なんだか、実感がわかない。
前日の夜9時から絶食なので、今朝の朝食は無し。
午前9時以降は、水分も取ってはいけない。
苦痛と恥辱の浣腸をしてお腹の中をカラッポにした後、
点滴が始まる。
12:00、両親が来てくれた。
その直後、担当医K先生による“シモ”の消毒。
手術前に、一応、子宮内部も消毒(というか洗浄?)するらしい。
その場で昨日購入しておいた紙パンツをはき、
ナプキンを当てておく。
14:35、
「手術開始時間が少し早くなるかもしれないので、今のうちに着替えておきましょう。」
と看護師さんに言われ、
裾が床に触れそうなぐらい長くて、青い、
ガウン型の手術着を着る。
そんな格好になっても、
まだ、実感がわかない。
15:20、お迎えの車椅子が来た。
「マキチャントッシュさん、行きましょうか!」
と看護師さんの声。
にわかに部屋が慌しくなった。
でも、
まだ、
実感がわかない・・・。