斉木楠男のΨ(さい)難 1 | まきびしまきりんのブログ

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一人テクノロックユニット「まきびし」のコンポーザー兼ボーカル、まきりんの、徒然なる日々と、お勧めエンターテイメント情報日記




最近ナルトの新作がジャンプで連載していましたね。


コミック派のナルトファンの私ですが、週刊連載派が、ツイッターで見たくなくても目につく勢いでネタバレしまくりやがるせいで、ど~うしてもネタバレを避けられず、ガーン

仕方ないので、十何年ぶりに週刊少年ジャンプを買っています。

これも夏に公開の映画に間に合わせる為!!グーメラメラ

という事で現在連載中のジャンプを読んでいるものの、

知っている漫画といえばナルト、ワンピ、トリコ、暗殺教室、ブリーチ、銀魂、編集プッシュ中のブラッククローバーというメジャー所しか知りません…

なので、よほど気が向かない限り、ナルト、ワンピ、暗殺、ブラッククローバー以外はよく知らないので飛ばし読みしちゃいます。

その中で、絵が見やすそうなのと、暇だったのでちらっと読んでみた斉木楠男のΨ(さい)難


なにこれ面白い!アップ

最初読んだときは意味が全然分からない状態だったけど、

主人公がどう見ても普通の少年(しかも全然喋らない)なのに、超人的な力(超能力)を使っている(しかもそのことを友人など周囲の人は知らない)

という変わった設定で、ほんわかした雰囲気なのに鋭いギャグが読んでいて面白かったので、1巻を買ってみました。

主人公の斉木楠男(高2)は、私立PL学園に通う普通の少年。成績も運動も平凡で空気のように目立たない日常…

なんだけど、実際は生まれながらの超能力者アップ(透視、瞬間移動、テレパシー、念動力、火炎、飛行、未来予知、変身能力)など、出来ないことがこの世にないというとんでもなくチートな存在!!

生まれつき全てを与えられた神に愛されし男!ニコニコ

に見えるが、主人公曰く、

人生に達成感も感動もない、実際は全てを奪われた存在だという。ガーン


理由を読めばなるほど、という。


そして本気になれば世界を3日で滅ぼす事が出来るらしい…叫び

が、本人は能力で何かする訳でもなく、平凡に、普通に生活する事を最優先事項とし、家族以外はその能力を知らない状態。

常時テレパシーが使えるので、周囲の人間が考えている事は全て楠男に筒抜けで、

喋らないけど、モノローグで冷静に心の声につっこみを入れまくる楠男が面白いwww

周囲のキャラも、ラブラブでド天然な両親に、

凶悪顔で唯一楠男のテレパシーが通じないアホな同級生の念動、

中二病を極限までこじらせてしまっている同級生海藤、

松岡修造並みに熱くクラスの人望もある灰呂、

誰もが振り向く超絶美少女の照橋さん、

思い込みが激しい恋愛体質の夢原さん、

0巻で楠男と知り合いになったイリュージョニストの蝶野など、濃い~キャラ達が楠男の周囲で面倒を起こしまくる!

何かとトラブルを起こすキャラ達だが、楠男は基本的に他人の為に何かするのは本人の為にならないから、力を使わない主義。だがそうも言っていられなくなり、なんだかんだいって人助けをしてしまっているという。チョキ

主人公は善人でも悪人でもないが、好感が持てる主人公だ。

楠男の両親が濃くて1話目から面白い!ラブラブ!

嫌いなキャラが1人もいない、つっこみは鋭いのに傷つけられる訳もなく爽快な稀有な漫画。

集めようかと思うレベルで日々の癒しにおすすめです。アップ