妹のほうが大事だという証拠探し | 日々変わる気持ち

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患者さんとママトークする中での気づきでした。

その方は、子供さんの習い事のことの悩みで。

習い事が上手くできなくて、習い事自体は楽しくて好きなのに、行きたくなくなってるって。

そこから、子供さんは、いろんな場面で、涙がでたり、不安定になってたみたいで。

子供さんは、「最近なにやってもダメなことばっかりだもん」って言ったそうなんです。


『なんか、それって、ダメなことを探してますよね。きっといいことや楽しいこともあるはずなんだけど、もう悪いことや上手くいかないことばかりに目がいってて、そこばっかりきになるから、よけいダメに思えて。

悪いこと探ししてるみたいですね。』って話して。

そのママさんも
『そう!!そうなんよね。いいこともあるのに、そこはなかったことになってて。だから、いいことを気づいてもらうように声かけしてるよ。』って。

そんなことを話してるうちに、
長女のことを考えてて。

そしたら、長女も『自分より次女のほうが大事にされてる、愛されてる証拠探し』をしてるんだ!!って気づいた。

例えば、
・名前を呼ぶ順番で、「次女のほうが先だった!」って言う。
・飲み物を持って行くのが次女のほうが先だ!
・次女がテレビの好きなものを見ているときに、自分もよく見てるのに、「なんで次女ばっかりテレビみていいの?」
・おやつを自分も先に次女より多く食べてたのに、「なんで次女ばっかりおかし食べていいって言うの?」

などなど、挙げればきりがないくらい、次女と比べてる。

そうだったんだ!
証拠探しをしてたんだな。
そんな風に見てたら、悲しかったよなぁ。きっと、寂しかったろうなぁ。

だから、いつも4つも下の次女に張り合って、イジワルして、
「私のほうが、上手くできるし!」
「次女下手だなぁー、できらんの?」
「私だってできるよ!」

ずーっと
『見てみて』
『私を見て』
『愛してほしい』
って、言ってたんだよなぁー。

ごめんね。

妹のこと、仲良くしたいけど、できなかったんだよね。怖かったんだよね。悲しかったんだよね。愛されてない気がして。愛されてる(と思ってる)妹に腹が立ったんだよね。ほんとは、仲良くしたいんだよね。

優しいときは、本当に優しい長女。
相手のことを待ってあげれて、優しく教えたり、共感して涙が出ることもある。それくらい、人の気持ちがわかる長女。

愛されてるって感じたときは、人にも優しくできるんだよね。

いろんな所で、気づかせてもらえることがあって、すごいなぁ。
ありがとうございます。
またひとつ、長女の気持ちに寄り添えそうです。