折り紙で気づいたこと | 日々変わる気持ち

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昨日の夜家族みんなで折り紙をしてた。

長女は本を見ながら手裏剣を作ろうとしていて、

お父さんに教えてもらってた。

でも、二つを合わせるところができなくて、キィーってなって、「もうやめるー」って半泣きに。

でも夫は、ゆっくりやってごらんと手を出さず、隣で自分も作ってて。



あたしも手裏剣作れなかった。今も(笑

二つを合わせるところが、キチッとできなくて嫌になって。

子供のころ、

それを母親は
『すぐあきらめてー。あきらめたらできんわね!』って言って、

父親は
『貸してごらん。やってあげるよ。こーすればほら!できた!』と言って、父親が完成させてしまう。

それを思い出して。
長女は適当なんじゃない!
諦めてるんじゃない!
キチッとしたいのにできないことが悲しいんだ。
雑にしてるんじゃなくて、反対!
反対に、きちっと合わせたい気持ちが強いんだ。
それにひとりでやりたいんだ!!


長女がつまづいたとこと、私がつまづいたとこが一緒だったから、すごい気持ちがわかって。

旦那は、長女に
『てきとーにするけんだわね!』と言ったから、

私は
『長女はテキトーにしようとしとるんじゃないよぉ。めっちゃわかるわぁ。長女は、キチッとしたいんだよ。諦めてるわけでもなくて、テキトーなんじゃなくて、キチンとしたいんだよ!(連呼)

めっちゃわかるわぁー!ここだよね!ここ!おかあも子供のときそこでやめたに(笑』と。

長女と一緒にお互い折ることにした。

『ここ!ここ!この真ん中らへんに置くことがね。ちゃんと奥まできっちり合わせたいのにね。』などと、『わかるわぁー!!』と言いながら。

そしたら、自分でできて。
私も長女も(笑

嬉しくて!!
すごーい!!すごーい!!と。

したら、なんと、長女は自分から『次も自分で始めからひとりでやってみる!』って言って、また作り出して。

長女にしたら、すごいことなんです。


手を出さず、見守ってくれて、私の言うことを理解してくれてた旦那、すごいなと思った。

自分でできたんだってことが、長女の自信になってるのを目の当たりにした。

そして、私が共感したことで、安心したのを目の当たりにした。

あたしも長女のお陰で、長女を通して、
キチンとしたい、神経質な自分を少し認めることや理解することができた。

子供のころちゃんとしたいのにできなかった自分に優しくできて。
仲直りできた気がする。


子供のころの私は諦めてしまったけど、
長女は一人で諦めなかった。
それは、旦那が手を出さず見守ってくれたこと、私が長女の神経質な特性に共感したことが確実に後押ししてるなって感じた瞬間だった。

折り紙っていう、ほんと小さな出来事だったけど、ものすごい収穫だった。

長女毎回ありがとう。

あなたの神経質というか、ちゃんとしたいっていう気持ち、とってもよくわかる。
うまくやりたいんだよね、ちゃんとキチッとやりたいんだよね。
そういかないから、投げ出しちゃうんだよね。

すぐ諦めてるんじゃないんだよね。