狙い撃ちでいきたい。 | 今だ、ほら貝を吹け!

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芝居と歌にまみれて生きている、人見知りでプチ引きこもりな中川真希のブログ。

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あーダメだダメだ。

心がきゅうきゅう気味です。



チリで地震がありましたが、ハイチもそうだし、報道での
死者○人
負傷者○人
非難○人
家屋崩壊○棟
を見ると、思うことがあります。

犬とか猫はどうしてるんだろ。
牛とか、魚とか、野菜とか。
きっといっぱい死んでるし怪我してるし逃げたいはず。

なんか人間だけが被害を受けたように見える。

そんな自分本位な視点に疑問を持ってるんです、小さい頃から。
「日本人はいない模様です」とか聞くと
え、日本人がいなきゃいいって話じゃないよねと思ったり。


自然を壊してその上に生きて
自然の力でそれを壊されて
でも土に帰るものはきっととても少ない。


一人の人が死ぬのと
何百人何千人何万人の人が死ぬのと。

どっちも愛する人や大切な人がいるのはきっと変わらないから
一人だったからいいなんてことはないし
その命の重さは比べられるものじゃない。

そんなの当たり前のことなのに、
それをもっともらしく言う人間にも嫌悪感を覚える。

痛みを想像することで自分も共有したつもりになろうとする人に
ものすごい偽善だな、と思ってしまう。


それならニュース見ながら「大変だね」って話して
目の前にあるご飯を大切に食べる方がよっぽど現実を見てる気がする。

だって、本当のところは体験しなきゃ絶対わからないんだから。




…って思う私はひねくれてんですかね。
冷たいんですかね。

なんか、本人は人のことを思ってるつもりでも
相手はそれを望んでないよって。
望まれてない気遣いはただのエゴでしょって。

もちろん「私に何が出来るだろう」って考えることは大切なので
その自分なりの答えが、的外れにならないようにしたいなと。
ちゃんと、望まれてる想いをピンポイントで狙っていきたいなと。


…あれ、ちょっと気分がダークネスだな…。
お風呂でゆっくりしてきます。