今日というかもう昨日ですが、ついに小屋入りしました。
四年振りの中野テルプシコール。
…あぁ、私はやっぱり小劇場が好きです。
この、嘘の芝居はできないお客様との距離が。
人の心が動いた瞬間を感じられる空間が。
豊かな想像力でいっぱいになる時間が。
たくさんの人が、たった一つのものを作り上げることにエネルギーを注ぐ。
その力は何倍にもなって劇場に満ちる。
そこに自分がいるというだけで
涙が出そうになります。
ご飯三杯はいけます。
でも舞台には魔物が住んでいるので
気を抜いたり芝居に対する向き合い方が足りない時は
容赦なくぶった切られて大後悔をします。
やりたいことが100あっても
本当に出来るのは10にも満たないくらい。
その数を増やすために稽古をするわけですが
本番になるとまた数が減ったり
逆に悩んでたとこがすんなりできたり。
まだまだまだまだ表現したいことはあって
でも本当にそれを伝えるにはなんだか時間が足りない。
だから私、今からちょっと不審者になります。
一人ブツブツフラフラします。
それで、うっかり買った大根一本を調理してから寝ます。
あと2日で終わる。
後悔しないために、2日間くらい無理したい。
大切な時間を私たちに預けてくれるお客様のためにも
ラクして芝居なんかしたくない。
…よぉし、自分にプレッシャーかかったぁー!!
ぎゃーーーー!!!!