マトリックス2 リローデッド

モーフィアス(Morpheus)は言う。

 

 

Everything begins with choice.

(全ての物事は「選択」から始まる)

 

まあ、映画ではこれに反論するのだが、それはそれとして、

 

やはり、右か左か、YESかNOか、赤か白か、賛成か反対か、売りか買いかを選択して

 

重大な決定することがあると思う。

 

 

 

星新一のショートショートで、まるで幼児のようなことばかりする中年男が

 

大会社の社長というものがあった。(上の本に入っているかどうかは忘れました。)

 

 

何故、このような男が大会社の社長をしているのかというと、

 

この男はおまるにすわって、部下からの報告を聞いて、YESかNOか、売りか買いかを

 

瞬時に判断し、その選択には間違いが無いからなのだ。

 

 

大会社だけに一歩選択を誤れば、会社の危機ということもあるが、この男のおかげで

 

会社は繫栄し、利益を出しているという物語。

 

エンディングはどうなったか忘れた。(;^_^A

 

 

どうやって落ちを付けたのかわからないけど、幼児のようにおまるに座ってYES,NO

 

を判断する男の場面が頭に浮かんで記憶に残っている。

 

 

確かに、この男のように判断できれば、巨万の富を得ることができると思う。

 

砂漠に置き去りにされて、水が右にあるのか左になるのかわからず、

 

どちらかを選択しないと死ぬ時なんか、あると良いなぁと思う能力だ。

 

 

でも、よく考えると、この男は人間ではありえない。人間の能力を越えている。

 

神でもなければ、そのような間違いのない判断ができる訳がない。

 

 

 

市場を例えれば、色々な要素、原因、因果関係で市場価格は上下しており、

 

その複合的な要因から今日の市場がどう動くのか、売りか買いかを判断するのは

 

神様でもない限り無理だ。 

 

どういうエンディングか、ますます気になって来た。(;^_^A

 

 

ちょっと話は関係するが、下の本を連想した。

 

昔、話題になった本だ。

 

「金持ち父さん貧乏父さん」という本。人気が出てぞろぞろ続編がでたのだが、

 

この1冊しか覚えていない。(;^_^A

 

    

 

2人の父さんが出て来て、筆者の実の父さんが貧乏父さんで友人の

 

父さんが金持ち父さんだった。

 

 

筆者は金持ち父さんのアドバイスを得て、金持ちになるのだが、

 

金持ち父さんと貧乏父さんでは思考方法が違うと言うことを書いていた。

 

 

つまり、お金のために働くか、自分のためにお金を働かせるか。

 

負債を手に入れて資産だと思うか、資産を手に入れるのか。

 

とか、思考が違うと言うこと。

 

 

例えば、家というものは貧乏父さんにとっては資産だが、金持ち父さんにとっては

 

負債なのだ。

 

 

理由は「資産というものは私のポケットにお金を入れてくれるものであり、負債は

 

私のポケットからお金を取って行く」からだ。

 

 

家は人に貸さない限り金を産まない。

 

経費が出て行くばかりだ。 だから、家を持つことは負債なのだ。

 

まあ、それを担保に借入すると言う手もあるが、それは別の話だ。

 

 

また、下の写真では貧乏父さんは「それを買うお金は無い」と言い、

 

金持ち父さんは「どうやったらそのを買う金を作ることができるか?」と

 

質問すると言う。

 

 

要は、否定的な考え方ではなくて、どうしたら手に入れられるか方法を考えるといのが

 

大切だと言いたいのだろう。

 

 

長々と色々書いてきた。 

 

何事もどういう選択をするかで未来が決まると言う話。

 

資産に見えるものが負債であるという話。資産とは利益を生んでこそ資産であるという話。

 

 

自分のやっていることが資産を増やすことなのか、負債を増やしていることなのか、

 

考える時期にまた来ているということ。

 

 

資産を増やすことをやらないといけないよなぁ。それではどうすべきかを考えないといけないと言うことだな。

 

 

現在、自分のやっていることは少しも資産を増やすことではないと思う。

 

薪作りも野菜作りも。確かに金が掛かり、利益はない。売り物ではないからな。

 

 

趣味の経費だろうな。 でも、どこかで資産を増やすことはできないかな?

 

 

少額でも良いので、資産を増やすことをやるように考えて行くことにする。

 

 

でも、何ができるのだろうか? いや、何かするのだ。(;^_^A