消毒しないとなぁと朝から思っていた。
朝着いた時は8度だった。
リンゴの葉が丸まった感じで、花も咲かない。
何かのウイルスにやられたのかもしれない。
この時期に花が咲かないというのはもう今年は咲かないのだろうか?
薪割りの準備の前に、忘れないように噴霧器を準備。
久しぶりに出してみて気が付いたが、この噴霧器は4Lなんだな。
2Lと思っていた。結構入る。
まずは薪割りをした。
何時までも玉のまま置いておくのは精神衛生に悪い。
何時も頭の隅であのブルーシートに包まれた玉切りの存在がある。
何時まで放っておかれるのですかという感じで、存在感を感じさせる。
ブルーシートをはぐってみて、ちょっとびっくり。(-_-;)
結構、きちっと積んで玉の多さのわりに、体積を少なくしている。
ここまで時間かけて積んだんだっけ?と思うくらいに、いっぱい積まれていた。
とりあえず、一番上を取り出して、薪割り機の方に転がした。
玉の上に乗ったものだから、すべて直径が小さい。つまり、小型の玉だった。
数は多くなるが、割るのは簡単だろうなぁと思ったが、割り始めて、
その考えの間違いに気づいた。(-_-;)
割るだけなら簡単なんだが、皮も取らないと冬になって取り出したときに、
ココアパウダーの恐怖が来るのだ。皮の下の繊維が乾燥して、粉状になって
振りまかれる。
虫がいなくても、繊維が乾燥して粉になると思う。虫は関係ないと思うこの頃だ。
まあ、そういうことで、皮をはがないとまずいのだが、小型の玉は総じて
皮が薄くて、ぴったりと張り付いていて、はがしにくかった。
大型の玉は皮も厚くて、はがしやすかったのだ。
これが誤算で、結構割るのに時間がかかった。
1回目の給油の時に、殺虫剤と殺菌剤を混ぜて、噴霧器に入れて、
リンゴに撒いた。
風が強い日だったので、リンゴに掛けるのが簡単だったな。
これで病気から立ち直ってくれるといいのだが、もう罹ったら遅いのだろうか?
まだまだいっぱいあったので、去年買ったリンゴの苗木とかブドウにも散布した。
今日気が付いたが、ブドウは去年天井まで枝が張ったのだが、もう天井の
枝にも葉っぱが付いていた。
すごいなぁ、また一からだと思っていたが、天井に這っていれば、天井の葉も
すぐに茂ってくるのだ。
柿の葉っぱも去年やられてので、鉢植えの分も含めて、散布。
まだ余ったので、キウイの生きている苗木にも散布。
これで4L全部無くなった。
後で洗うときに気が付いたが、底までビニールの
管が届いていたので、最後まで農薬を散布できた。ほとんど残っていなかった。
よくできている噴霧器だと思う。
電池式のものを買おうかなと思っているのだが、これでも十分足りるのではないか?
夏の枝豆とかには絶対に使おうと思っている。2畝の枝豆で、数も多いので、
電池式の方が良いかなと思っていたのでが、この手動でも間に合いそうな気がしてきた。
結局、噴霧後にもう1回薪割りして、今日は終わってしまった。(^^ゞ
上の玉が無くなって、左側は平らになっている。
午後から、何かもう1つできるかと思ったが、風が強いし、冷たいので、
風呂で暖まりたくて、止めたのだ。
帰りに日帰り温泉に行ってきた。
GWの影響があるかと思ったが、通常の休日の込み具合だった。
子供が多かったけどなあ。
帰る時は10度まで気温が上がっていた。
GWの連休なので、みんな遠出した、こんな風呂に入りに来る家族づれは
あまりいないのだろうな。
というか、父親の威厳に掛けてもGWに日帰り温泉はないだろうな。
薪置き場がまだないときは、絶対に遠くへ行って、できれば、薪ストーブが焚けるところに
泊ったな。 結構金も使った。
今はここが良い。薪割りしているだけで何時もとやることは変わりがない。
薪割りしながら、この時期はあそことかあそことか行ったなぁと思うけれど、
今はもう行く気はしない。知らないところへ行っても疲れるだけだ。
キャンプでも飯を作って、テントを張って、タープを張って、自分の家を作って、
そこでホッとする。
すぐに帰りの時間が来て、片付けだ。
何も達成感がないなぁといつも思っていた。飯作って、食べるだけではないかと。
何か後に残るものがしたいなぁと思っていたのだ。
薪割りができる家に泊って、他人のために薪割りしたこともある。
まるでバカみたいだ。
でも、その家の人は、できれば他の人に貸したくはなかったんだろう、
翌日の早くから家族総出で、掃除にやって来た。
お金のために家を貸したのだけれど、やはり、取り戻したかったのだろうなとか
想像した。
結構、悪いことをしてしまったのかと考えたりした。
もう昔のことだ。
でも、あの時の薪割りとか薪ストーブを焚いたことは覚えている。
今はここで十分だと思う。