真夏だ。
8月だからな。
どうしようもない。
やることはレベルが低くなって、生存を優先なレベルだ。
水やりして、果樹とか野菜の生存を確保すること。
その後は木の下の日陰で休息し、熱中症にならないこと。
もう、その上レベルの綺麗にしようとか、もっと作物を守ろうとかの思いは無くなった。(^▽^;)
薪棚を見たら、薪が後ろに傾いていて、倒れそうだったので、手で直そうとした。
結局、薪が全部倒れてしまった。(^▽^;)
前にもなったことがある。その時はネットからはみ出て、地面に落ちたので
すぐに直したが、今は空中にネットの力で留まっている。
このままで良いのではないかと思う。もう少し涼しくなったら直そうと思う。
今は無理だ。
これを直すには、一旦全部崩すしかない。ネットをどうするかだなぁ。困った。
薪を使うシーズンまで待って、隣の薪棚を全部使って、そこからすこしづつ移動
させるというのが良いと思うのだが、そうなると冬まで待たないといけないな。
風が通る空間に薪が落ちてしまっているので、乾燥に支障が出る可能性があるな。
まあ、チョット考える。作業をするには暑すぎる。無理だ。(^▽^;)
ミニトマトは赤いのだけ選んでも、これだけ集まる。
他にも赤いのがあるのだが、もう食べられないし、冷蔵庫に余地は無いので、
採らない事にしてみた。
どうするかなぁ。毎日食べる量なんて多くはないし、またご近所にあげるという
選択肢しか思い浮かばない。固定観念だなぁ。
まあ、コロナ騒ぎの今、余り手を広げて配らない方が良いだろうな。
良かれと思ったことで、万が一に濃厚接触者にしては可哀想だし。
木の下で涼んでいると、この状態は、高校の時に国語で習った太宰が
防空壕で本を子供に読み聞かせるのと似ているなぁと思った。
防空壕で動けない、木の下から動けない。やることは、本を読む位だ。
教科書は瘤取り爺さんの話だったな。
今ネットでタダで読むことができて、読んでしまった。
この話は所々忘れていたのだ。
悪人の爺さんが真面目過ぎて、力が入りすぎて失敗するのは覚えていたが、
善人の爺さんがどうして鬼と会ったのかとか忘れていた。
おばあさんは美人で冷たいようで、子供は成人で酒たばこもたしなまないと
おじいさんは家に居場所が無い。それに酒好き。そう言う設定だったのだ。
鬼とも酒を仲介して、仲良くなったのだ。
可哀想なのは悪人の爺さんだな。
悪人ではなくて、不器用でまじめな性格の人間で描いていた。
「駆け込み訴え」のユダみたいに、自分を悪人の爺さんに重ねているのだろう。
最後は、性格の喜悲劇ですとか結んでいるが、弱い自分の弁解をしているようだ。
何だか、何かを信じられ人の悲しみを感じさせられる。
素直に何かを信じられる人、素直に人と仲良くなれる人、こういうのに成りたかったんだろう
が、太宰には無理で、色々なれない悲しみとかを弁解しているのだ。
ちょっと違うと思う。 女々しいというか、未練たらたらだ。
だから三島に乾布摩擦でもしろと言われるのだ。
弁解しても仕方ないのだ。
黙っている方が良いのに。 そして、静かに終わりを迎えるしかない。
それでも、書いてしまうのは物書きの性分なんだろうな。