【我ながらクレイジーな日々】

 

13日にコンサートが終わり、

振り返る間もなく、

なだれ込むように、

予定が目白押しで、

我ながらクレイジーな状況です。

 

減らせば良いとお思いでしょうが、

ものすごく減らして、

厳選された予定しかないのに、

これ。

 

さらに、

並行して、

深夜から明け方には毎日、

編集学校の師範代をやっています。

 

 

 

13日・コンサート本番

14日・父の健康診断

   ・東京ドームシティホールで講演会

15日・終日父の仕事関連

16日・神戸(クルーズ)

17日・神戸

18日・お能のお稽古(謡と仕舞)

  ・ベルリンフィルメンバーと古澤巌さんのコンサート

  ・good morning N°5

   『失うものなどなにもない』観劇

 

すべて、

外からやってきたお誘いです。

 

自力では、

出会える可能性のなかったものばかり。

 

こういう、

外から舞い込んできた予定で、

ピンと来たものだけを精査して、

それに乗ったとき、

 

そこで新しく感じたことが、

自分の中から出てきた、

「お告げ」だと思っています。

 

その「myお告げ」に従って、

予定調和を壊して、

自分の枠を超えていくのが、

最高に楽しい遊びだと思っています。

 

コンサートを振り返りつつ、

いつものように無抵抗で走り回ってみて、

支離滅裂に見える、

すべての用事に共通する、

一貫したメッセージがあることに、

気づきました。

 

コンサートで感じたこと、

見えてきた方向性、

を、

様々な角度から、

裏付けたり、

後押ししてもらった感覚でした。

 

それを、

確信したのは、

怒涛週間を締めくくった、

昨日の最後の予定、

good morning N°5のお芝居です。

 

時々、宮下今日子ちゃんも出演している、

超絶くだらない(とも言える)

極限までぶっ飛んだお芝居です。

 

いつものメンバーで、

いそいそと向かいました。

 

—-

good morning N°5とは、、

 

2008年、拙者ムニエルを中心に活動していた俳優・澤田育子とカムカムミニキーナを中心に活動していた俳優・藤田記子が、『面白いことがやりたい、というか、面白いことしかやりたくない!』という純粋かつ正直な思いで“good morning N˚5”を結成。澤田が脚本・演出を担当。

 

世界平和を念頭に愛とクダラナさが熱量高めに交差するヘンテコリン且つバカバカしくも号泣必至の(?!)作品を発表し続けている。

 

今回の『失うものなどなにもない』は、

あの中村 中さんがすべて音楽を担当し、

出演もされ(歌が素晴らしかった)

主演が平田敦子さん(素晴らしかった)

ラサール石井さん(素晴らしかった)

澤田育子さん(かっこ良く美しかった)

ほか、

と、出演者も豪華。

 

実力のあるプロが、

本気の全身全霊でふざけて、

遊び倒すことの、

かっこいいことよ。

 

本当にやりたいことをやっている人ほど、

美しいものはないと、

 

非常識極まりない、

露出過多を通り越した衣装と、

気がふれたようなメイクで、

ありえないほど上手い歌を歌う、

俳優の皆さんをみて、

思ったのでした。

 

 

しかも、

信じらないことですが、

 

大大大爆笑の渦の果てに、

舞台上の空気がキュッと凝縮された瞬間があり、

その場面は、

観客が惹き込まれ、

人間の真実のようなものがキラリと光っていて、

心深く響くものがありました。

 

 

ものすごく雑にいうと、

この怒涛の週間で出会った人たちは、

それぞれの持場で、

「王様は裸だ」みたいなことを、

言える覚悟が決まっている。

 

自分の本音に誠実で、

自分を欺かない覚悟ができている。

 

そこから派生する風当たりを、

真正面から受け止めて生きてきた自負がある。

 

 

下北沢の地下の異次元空間から地上に出て、

キリッとした冬の風に吹かれながら、

自分がもともとそっちの側だってことを、

再認識しました。

 

笑い倒した、

いい夜だった~




お芝居は24日まで。

行けば、

ほとんどの悩みは消えるかと。