​世界中の誰もが
好きな時に美味しい紅茶を
ゆったりと安心して飲めるような
そんな平和な世界になりますように
心から祈っています




こんばんは、すずまきです♪

今日は梅雨の晴れ間でわりと良い天気になりました。
ちょっと湿度は高くて蒸し暑かったですね^^;
まだまだ梅雨真っ只中だから仕方ないかぁ。


さてさて、昨日の夜はInstagramに『本と紅茶と。18』をUPしましたよ〜(^^)



今回の本は、NEWSの加藤シゲアキくん…いや、加藤シゲアキ先生の『オルタネート』。

吉川英治文学新人賞を受賞した作品で、直木賞候補や本屋大賞ノミネート作品にもなっていましたよね。


それに合わせた紅茶はミツティーさんのシトラスティーの水出しアイスティー。

ミツティーさんのシトラスティーについては、ちょうど2年前に紅茶レポを書いています♪



そして今これを書きながら、ホットでこのシトラスティーを飲んでいますよ〜(^^)



『オルタネート』、インスタにも書きましたが、ずっと読もう読もうと思っていたんです。

多分この『本と紅茶と。』を始めた最初の頃から。

でもなかなか貸出可にならなくて、やっと返却された隙を見て借りてくることができました。


とにかく加藤シゲアキ先生とファンの皆様には平謝りしなければなりません。
アイドル作家さんの作品か…とはっきりいって侮っていました。
まぁそんな作品じゃ吉川英治文学新人賞なんて獲れませんよね。
ほんとに、大変申し訳ございませんでした!!!

う〜ん、知らない人だったらNEWSの加藤シゲアキくんと同姓同名の作家さんの作品だと思っちゃうかもですね。
ほんと「加藤くんて何人いるの???」て聞きたくなります…^^;
てかいつ寝てるの…???

どうでもいい話ですが、NEWSの加藤くんじゃないメンバーの方と同姓同名の同級生がいました。
初めてジャニーズにその名前の人がいると知った時、ほんの一瞬だけ同級生の彼本人かと思いました。(そんなワケあるわけない…世代が違うしそもそもジャニーズ系じゃなかった^^;)


ざっくりネタバレしない程度に内容をお話ししますと、最初は3人の主人公のそれぞれのお話が交互に始まって、それぞれの登場人物が少しずつ交錯していきます。
登場人物がそれぞれにたくさん出てくるので、読み始めはちょっとそれに困惑というか「あれ? これって誰だっけ???」とページを戻ったりもしましたが。
最終的に文化祭でそれぞれのお話がどんどん交錯していくテンポがとても良く、終盤はめちゃくちゃスピード感があって爽快でした☆
あぁ、そういう意味で『オルタネート』なのかぁ…と読み終えて感心しました。

『オルタネート』は高校生限定のマッチングアプリでありSNSの機能もあるのですが、自分がこの世界の高校生だったら、『オルタネート』使うかな…?
多分SNSとしては使うと思うけど、マッチングアプリとしては使わない…勇気がなくて使えない…と思います^^;
あ、そもそもウチの高校だったらきっと『オルタネート』禁止!!!になるだろうな…(>_<)

禁止!!!といえばおそらく『ワンポーション』出場も却下されそうな我が母校です…。
『高校生クイズ』に出場しようとした子達が先生に注意されて辞退させられた、とかなんとかっていう噂があったくらいの厳しい(?)高校でしたから。
…そもそもウチの高校には調理部がなかったっけ^^;
ちなみに園芸部もなかったな〜。
今はそこまで厳しくはないかもしれませんが。

わたしの母校の話は置いておいて。


作中に出てきた「ウィークエンドシトロン」。
「週末に大切な人と食べるためのレモンケーキ」…これをイメージした、というかこれに合う紅茶にしようと、当初は思っていました。
なので候補としてはニルギリのクオリティ(今手持ちであるのはルピシアさんのニルギリ クオリティ 2023)もいいな〜と思っていました。

が、読み進めるうちに、ミツティーさんのシトラスティーを思いつきます。
ちょうどブレンドされている3種類のハーブ、主人公の3人とリンクさせると面白いかも?と。
シトラスはやっぱり「ウィークエンドシトロン」にひっぱられたままだったからもありますね^^;
蓉の作ったウィークエンドシトロン、食べてみたいなぁ…。

食べてみたいというと蓉の作る料理は全部食べてみたい…。
特に「生クリームも牛乳も使わない本場のカルボナーラ」と「焼き卵」の入ったポテトサラダ…あ、「とうもろこしのおにぎり」もいいなぁ(^^)
美味しそうな食べ物がたくさん出てくるのも楽しかったです。


蓉目線の話だけでも十分に一冊の物語になると思うのですが、そこに加えて凪津の話、尚志の話、どちらも同じくらいのボリュームで、それぞれをゆっくりじっくり別の作品にしてもいいくらいなのですが、敢えてそうしていない理由が、終盤の畳みかけでわかってきます。
そのカラクリというかプロットの立て方?が、映画とかドラマの作り方みたいなんじゃないかな、と(映画もドラマもド素人ですが…)感じました。
やっぱり役者でもある人の作品だからかな?
加藤くんは役者でもあるし、その上NEWSのライブとかの演出とかもするんですよね?
『魅せ方』というのを理解している人の作品なんだろうな〜、なんて勝手に思ってました。

それこそ映画化とかされないのかな???
映画化されたら男性陣はみんなジャニーズの人が演じたりする…かもね^^;
ご本人も出たりするかも?
『ワンポーション』のMCとか審査員のあの人とか…???


ちょっといろいろ書き過ぎたかな?
面白かったけどあくまで高校生の青春小説なので、年齢層的に合う合わないはあるかもしれません(主人公たちの名前のクセとか^^;)
わたしはけっこう好きですよ〜。


というわけで『本と紅茶と。18』です♪
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