昨日までは梅雨の晴れ間で、気持ちのいい晴天が3日くらい続いていたのですが、今日はしっかり梅雨に戻ってます。
お昼頃はかなり激しく降っていました。

蒸し暑くなるのかな〜、嫌だなぁ…と思っていたら、意外と今日は冷えてますね。
クーラーつけてないのにクーラーつけてるみたいな温度^^;
アイスティー作ったのになぁ…。
ま、飲むけどね。


さてさて、昨夜は5ヶ月振りに新作がUPされました!

はて何のこと???…とお思いになった方は、まずはこちらをご覧ください(^^)

写真家の夏色インコさんが主催されているウェブマガジン「はちみつバード」に書かせていただいております、こちらの連載のコトです〜(^^)

そうそう、過去の作品の目次リンクも作りました☆
以前のも読みたいよ〜、という方はこちらもチェックしてみてください(*^^*)

はい、ではさっそく裏話にいきましょうか〜。


まずは今回の主役のひとり、ブルーマロウティー♪
ブルーマロウというハーブを使ったハーブティーです。

「本と、紅茶と、あの頃と。」なのに紅茶じゃないじゃないか!
…なんてツッコミは右から左へ受け流しますよ。(←かなり古いな…^^;)

…場が乱れたので(自分のせい)、お口直しに写真をば。


綺麗な水色です(*^^*)


もうひとりの主役、「ブルーもしくはブルー」の表紙にもぴったりな色ですね。

今回は水出しアイスティー方式で淹れました。
その方が色が綺麗に出るので…。
手前のブルーがブルーマロウティー単体の色、奥のピンクがはちみつやレモンを入れた後の色です。
この時ははちみつもレモンも両方入れました☆

ちなみに熱湯で淹れるとブルーはうまく出ませんでした(>_<)


…若干カップの右奥の方の縁あたりがブルーっぽい…かな???(無理やり…?)って程度。


はちみつ入れてもこんな感じ^^;

あ、パッケージの名前は「マローブルー」になってますね。
どっちもアリなんですが、ブルーが先にきた方が本のタイトルとも合うなぁ、と思ったので「ブルーマロウティー」にしました。
あと「マロー」より「マロウ」の方がメロウっぽい感じ?だから(^皿^)

このブルーマロウティーの存在を一番最初に知ったのは、この本を読む1〜2年前の、大学生の頃でした。
珍しいモノ好きの友達から教えてもらいました。

「淹れたら青で、レモンを入れるとピンクになるハーブティーがあるよ!!!」

その時聞いた名前は「ウスベニアオイ」。
ブルーマロウの和名です。

彼女からその時ティーバッグか何かをもらって飲んだのか、別の機会に見つけて飲んだのか、その辺りのことは覚えていませんが、多分飲んだのも大学生の頃だったと思います。

味はう〜ん、単体ではぼんやりしていてよくわからない感じ?
ハーブ、お花を使ったハーブの味だなぁ…みたいな???
レモンやはちみつを入れると飲みやすくなります。
そのままレモンの味、はちみつの味になるので…^^;

…わたくし実は紅茶コーディネーターだけでなくハーブコーディネーターの資格も持っているのですが、ハーブティー、ちょっと苦手だったりするのです…(T_T)
いや、レモンやはちみつ入れたら飲めるのもたくさんあるし、紅茶とブレンド(ミックス?)したら美味しくいただけるのですが…。

余談ですがハーブコーディネーターらしい話もしておきましょうか。
ブルーマロウは消炎・鎮静作用のあるハーブで、風邪ひいてる時の喉の腫れや痛み、胃炎の緩和に効くようです。
あと傷や皮膚炎、湿疹にも効果があるそうです。

…あぁ、ちょっと話がズレてる。

ズレてるついでに更にもうひとつ。


一番最初のブルーの水出しブルーマロウティー、放置しておくとこんな色になります^^;
熱湯で淹れた時と同じような色ですね。
横はその日のおやつの水まんじゅうです。

ちなみにちなみに、水出しで淹れた直後はこんな感じ。
同じく手前がブルーマロウティー単体、奥がはちみつとレモン入りです。


かなり濃い色でした。
ピンクがピンクじゃなくて薄紫…。
これじゃちょっとな…と思いながらあーでもないこーでもないと写真のアングル探してたら、時間が経って一番最初の写真のような綺麗なブルーとピンクになりました。
時間経過でかなり表情を変えるハーブティーですね。
夏休みの自由研究とかにもいいかもしれない…。

そういえばブルーからピンクに色を変えるハーブティーは、もうひとつバタフライピーというのもあります。
バタフライピーの方がここ数年人気というか、有名かな?

でもわたしの中では今回の主役はバタフライピーではなくブルーマロウだったんです。
先ほどのブルーマロウティーとの出会いがちょうど本文で書く「あの頃」に近かったというのもありますし、やはり本のタイトルと同じ「ブルー」繋がりだというのは大きかったです。
「ウスベニアオイ」の名前を使わなかったのも同じ理由…「ブルー」を被せたかったからでした。

そもそもわたし、まだバタフライピーのハーブティーを飲んだことがない…。
思い出を語るなら、思い出の中に存在するハーブティーのほうが断然いいだろう、ということで、ブルーマロウティーに軍配が上がりました(^^)


あぁ、ブルーマロウティーのことだけでこんなに長くなってしまっている…(>_<)


ではもうひとりの主役、山本文緒さんの小説「ブルーもしくはブルー」について。

この本…はて、何で買ったんだっけか…。

思い入れないんか〜い!!!とまたもやツッコミを入れられそうですが…ハイ、あんまり記憶にないんですよ、実は^^;
おそらく公務員試験勉強中、本屋さんで見つけた問題集を片っ端から買っては解いて…をしていたんですが、その時に問題集と一緒に本屋さんで見つけて衝動買いしたんじゃないかな〜、と。
もしくは村山由佳さんの本を買った時についでに裏のあらすじ読んで面白そうって思って買ったか…。

買った時のことは覚えていませんが(ヒドイ)、でもまだ手元にあるということは、読んでかなり衝撃を受けた作品だったというのは間違いないです。
どうでもいい作品ならとっくにBO○K ○FFってますからね。(伏せ字の○に意味がない…^^;)
どうでもよくない谷川史子さんの漫画は間違って売ってしまっているのに…あぁ、これはめっちゃ後悔…(T_T)
後悔はしない、と言ってる傍から後悔してますよ、この人。

冗談はさておき(…冗談でもないけど)。

この作品、すごく久しぶりに読みました。
コロナ禍で暇を持て余していて、いろいろ実家から本を持って帰ってきて読んでいた中にあったのですが、やはり手放さなかったのには理由があったんだなぁ、と思いました。
おかげで今回のお話が書けたわけですし。

読んでいて思い出しました。
一番最初にこの本を読んだのは本文でも書いた通り、就職先を決めた大学4年の頃だったのですが、就職してから、ちょうど今の時期に新人研修で2週間ほど研修所で合宿のような泊まり込みの研修をしていたんですね。
で、土日は家に帰れるんですが、宿題で、何か一冊本を読んで感想文を書いてください、みたいなのが出てたんです。
その時に確かこの本で感想文を書いたなぁ…という記憶。
何て書いたかまでは覚えていませんが。

あの頃はほんと、自分が将来学校事務を選ばなかったことを後悔するかもしれないなぁ、なんて思っていました。
だけど後悔はしなかった。
その新人研修で、今でも定期的に集まってはいろんなことを話せる唯一無二の友達を、3人も見つけることができたのは、とても大きかったです。
彼女たちのおかげで、今、後悔なく生きていると言っても過言ではないんです。

まぁ、もし学校事務の仕事を選んでいたとしても、そこで同等の信頼できる友達と出会うことができたとは思うのですが。
彼女たち本人とは、やはり出会えなかったわけで。

彼女たちの存在があったから、本文にも書いた9年前の選択も、思い切れたし、吹っ切ることができました。
本当に、今もわたしを陰ながら支えて応援してくれる、大切な友達です。

それぞれ大人になって、いろんな経験をして、各自いろいろあるけれども。
なんとなく集まって、わちゃわちゃくだらない話も重い話も織り混ぜながらおしゃべりし合って。
お互い自分の家に帰る頃にはちょっと軽くなってる。
…そんな存在、本当に、ありがたいです。

この小説の主人公・蒼子にも、そんななんでも話せる友達がいたらよかったのにね。

そう思うと、あぁ、わたしは幸せ者だなぁ、とつくづく思うのです。

やっぱり今いるこの場所は、いろんな分岐点で選択してきた結果、正解の場所だ。

そう思えるのって、本当に、幸せなことです。

選んだのは自分自身だけど、かけがえのない友達の存在も、必要不可欠だった。
そう思うと、友達って、本当にありがたいなぁ…と思います。


…なんかいろいろ書きたいコトあったのに、友達への感謝で上手くまとまっちゃった。

ブルーマロウティーを教えてくれた友達も、今もたまにLINEでやりとりをして、相変わらず珍しいモノを教えてくれたりしています。

わたしは友達にとても恵まれているなぁ。

つくづくそう感じた、裏話でした。


…またまた長文のブログ、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます!
わたしはブログの読者さんにも恵まれています♪
これからも長文ブログ、よろしくお願いいたします(*^^*)