ドイツの音大Hochschuleが、私が留学していた頃と比べて変わりつつあります。1990年代までは、日本の音大卒業者は
Aufbaustudium(4Semester〈1Semesterが半期です〉)に入学し2年間学べました。その後もっと勉強をしたければ更に2年Meisterklasseで学べました。
2000年になると、日本の音大卒業後Aufbaustudiumの受験は不可でDiplomstudium(10Semester)のHauptstudium(10Semesterのうちの後期専門学期7〜10Semester)からしか受験ができませんでした。その後もっと勉強をしたければAufbaustudiumの受験をし合格すれば更に4Semester.2年学べました。その後はMeisterklasse2年と続きます。
今は、ドイツの音大が世界で通じるBachelor, Master, という名称に変わりその後は Meisterklasseがあるようです。日本の音大卒業Masterが受験できます。
入試も大きく変わり、対面試験の前にビデオ審査があります。ビデオ審査通過者のみが入学試験の招待状が届きます。ドレスデン音大ピアノ科は、2000年頃は35倍位の倍率でしたが、今はビデオ審査を含めると70〜80倍位だそうです。日本の音大は学生数が減っているのに対し、ドイツの音大は応募者が増えています。私が通った日本の音大とドイツの音大では教育内容が全く違いました。日本の音大は、教養としての音楽を学べます。音楽を用いた人間教育です。素晴らしい先生方、友人らに囲まれ良い学生生活を過ごしました。一方でドイツの音大は、音楽家になる為の専門教育を受けます。
ドイツ留学をご希望される方へ、私の教授がレッスンをし入試ビデオ撮影をされていました。国境を跨ぎ、夢に向かい挑戦する若者達。クラシック音楽を学びたい方、ドイツものがお好きな方はドイツの音大留学がお勧めです
挑戦する事、大切です
ドイツ音大入試のビデオ審査伴奏をさせて頂きました。入試プログラムから日本とドイツでは異なります。幸運を持って結果に繋がりますように。。。