当時NFLワシントン(レッドスキンズ)のディレクターのStephanieと一緒に、このプログラムを始め、今年で14年目。

 

「プロのコーチに基礎からダンスを英語で学ぼう!」と言うシンプルなメッセージの裏には、日本の子どもたちに、自信に満ちあふれているチアリーダー達の素晴らしさを感じて欲しいと言う思いがありました。

 

サマーキャンプを始めた当時の私は、3年間のNFLのチアリーダー経験を終えて日本に帰った1年後でした。

 

帰国後、すぐにプロ野球、スポーツ業界で働いた1年間の中で、経験不足かつ、働く女性としてどう受け止めていいのかわからない出来事が多々あり、迷いがありました。

 

※この辺のエピソードは、まだここでお話する気にはなりませんが。

 

忙しすぎる1年間を終えた後、NFLチアリーダーが、日本の米軍基地を含む慰問ツアーに行くということで、私にOGとしての参加のお誘いをもらいました。

 

ここで、再び、1年間離れていた仲間たちとダンスステージをこなすツアーで2週間を一緒に過ごしたのでした。

元チームメイトの彼女たちと時を過ごし、先輩やコーチたちに、怒涛の1年間の出来事を相談をする機会を持ったことで、目指すべきところがクリアにわかりました。そして、彼女たちの力(助け)が私には必要だと思ったきっかけでした。

 

プロ野球界に関わるという、当時、夢にまで見た機会を1年間で去ることに、悔いはありませんでした。

今まで、ステファニー先生の他に来日した総勢9名の太鼓判を押されたゲスト講師たちは、チアリーダーであるとともに、博士号を持った理系女子、大手企業コンサルタント、官僚、税理士、シルクドソレイユダンサー、など。

 

その自立したゲスト講師達には、日本の現状を理解してもらった上で、子どもたちにダンスを指導し、所々の指導の中にメッセージを入れてもらっています。

 

あらゆる方面で頭のキレる後輩たちが来日し、日本の子どもたちのことをCheeRingと一緒に真剣に考えてくれること、そして意見してくれることに感謝しています。

 

 

生徒やご家族の皆さんをRespectし、そして子どもたち自身がRespectされること、その様な良い循環の中に自分の居場所がある。

CheeRing はそんな場所でありたいと思っています。

 

《CheeRing Summer Campで習ったダンスを

NFLハーフタイムショーでアメリカの子たちと一緒に披露》

特別な体験から得る“笑顔と自信”!!

 

《Stephanieコーチと》

 

10年以上続けた今では、「CheeRing Summer Campにゲストとして来日する講師に選ばれたい」というNFLチアリーダーの後輩たちが多くアメリカにいます。

 

自信を持つこと。

Speak up(発言)すること。

 

英語や世界に少しでも興味を持ち、知識を得ること(世界で何が起きているのか学ぶこと)。

疑問(質問)を持つこと。

 

あきらめないこと。

 

楽しむこと(一番重要)。

 

子ども達が自分なりの学びを受け入れれば、それでOK。

「ダンスをして楽しかった!」だけでもOK。

いつかわかる日が来ると信じています。

 

今年はオンラインキャンプで、メッセージは伝わりづらいかったかと思います。

来年、対面のサマーキャンプが行えることを願い、

 

チアリーダーとしての活動により、

フィジカルなものだけにとどまらない大切なことを

子どもたちが得てくれます様に。
 

MAKI NAKAYAMA (Profile)

NFL・元ワシントン・レッドスキンズ・チアリーダー

株式会社チアリングインターナショナル代表

チアリングスクール 校長

ポップリングイングリッシュ 校長

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