僕のオススメする、ハーモニカの咥え方の話 | Maki's Harmonica Box Blog

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静岡県島田市在住のハーモニカ奏者、山口牧です♫

ハーモニカ、楽しく吹いていますか?(^)3^)

 

もし、『もう少しふっくらした音で吹きたい』とか、『唇が疲れる』という方がいたら、おススメの、ハーモニカの咥え方があります。

 

僕は色々な音色を出したり、色々な奏者のマネをしたりしていて、気が付いたらこの吹き方に落ち着いていました。

 

今回は、『下唇で穴を捉える咥え方』についてお話したいと思います。

【※パッカー(吹きたい穴だけを咥える吹き方)の人向けです。】

 

 

これは拙著『吹きたい曲で上手くなる~ブルースハーモニカの楽譜』の中でも説明しているのですが、

 

 

狙った穴を、唇のど真ん中でなく、下唇で捉えるというものです。

(僕はクロマチックも、この吹き方で吹いています。)

 

上唇にはほとんど力を入れず、Uの字にした下唇で穴を捉えているイメージです。

↓↓↓↓↓この動画の中でも、簡単にお話させてもらっています。(1:15~)

唇のど真ん中で穴を捉えようとうすると、となりの音が混ざらないように、唇の両脇(上唇と下唇が合わさっている所)をしっかり締めないといけないので、どうしても顎が閉じ気味になります。

 

でもこの、『下唇で穴を捉える』咥え方だったら、顎を開いたままでも音が混ざらないので、口の中の空間が大きいまま、単音を吹く事が出来ます。

 

口腔内の容積を広く取って吹くと、『太い、ふっくらとした音』になります。

必要に応じて、顎を閉じ気味にして、空間を小さくして吹く事も可能ですので、あえて『細い、鋭い音』を出すことも可能です。

 

ハーモニカは口の中の空間の『響き』に、音色が大きく左右されますから、口の中の容積を変えられるようにしておくと、音色の表現の幅が広がると思います(^)3^)。

 

もう一つのメリットは、『唇が疲れない』事です♪下唇だけに、軽く力が入っているだけですから、楽です。

 

もしハーモニカの音色で悩んでたり、唇が疲れる方は、参考にしてみて下さい。

 

※動画の中でも言っていますが、これはあくまでも僕の吹き方です。皆さんなりの、しっくりくる吹き方も探ってみて下さいね。
色々な吹き方があって良いと思います。
Jazzハーモニカの神様、トゥーツシールマンスは、僕と真逆で、どちらかと言えば上唇で吹いてるようにも見えますね(^)3^)♪

■山口牧編著『~吹きたい曲でうまくなる~ブルースハーモニカの楽譜』

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