学生同士のころから付き合っている彼氏と年内に結婚をする予定で、先日エンゲージリングとマリッジリングを買いました。
2人とも大勢に写真を撮られることや注目されることが苦手で式披露宴はせず、家族だけの食事会をすることに。
仕事の都合で新婚旅行は延期。
しばらくは職業の都合上(妊娠しているわけでもないので)別居。
長い付き合いなのでイベント的なプロポーズもお互いどうでもいい。
という流行りのナシ婚ではありますが、アクセに関しては拘りもあり、一言言わずにいられない私なのでリングについては好きなようにさせてくれることになりました。
彼は全部私にお任せだったのでぶっちゃけ色々と助かりました。
サプライズの箱ぱかプロポーズも大変素敵ですが、趣味じゃないものを贈られたら…と気が気でなかったので(まさか返すわけにもいかんだろう笑)、ほっとした。
この記事ではまずエンゲージリングについて適当に記録します。
元々オタク気質なので、ダイヤの4Cとかそりゃもうハマって調べましたが、最終的には「傷や色が肉眼でわかるレベルの大きさのダイヤなんて私たち(つーか彼)には買えないのだから、そんなもんより大きさを重視すべき」的な結論に至りました。
ブライダルをやってるブランドなら条件の最低ラインは勝手にひいてくれてますしね。
ラウンドブリリアントカットは輝きはすごいけど、普通すぎて使いにくい?つまらないかな?と思ったので、ファンシーシェイプにすることは確定していました。
拘りが強いというか、天邪鬼なので。
ラウンドブリリアントカット
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いわゆるダイヤモンド。
ファンシーカット
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最初は頭がお花畑だったのか、ポンテヴェッキオやショパールのハートカットがいい!と色々見ていたのですが、
ポンテヴェッキオ
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ショパール
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(ショパールはハッピーダイヤモンドシリーズのハートも可愛いんですよね)
母親にやんわり「今でギリギリだしそのうち似合わなくなる」と言われたので目が覚めました。
華奢な人なら歳を取っても似合うのでしょうが、私指が太くて。
もちろん普通の人よりふくよか()なのもありますが、痩せてた時も太かったし母親も痩せてるのに太いので、節が太い?骨が太い?とにかくちょっと手がごつい。
確かにこれにハートのダイヤはちょっと厳しい…と目が覚めたので母親には感謝してます。
今でギリギリですらない。
さすがに自覚したので誰にも言いませんでしたが、本当はシャネルのリボンのリングも悶えるほど好きだった。
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来世、華奢で儚い女の子に生まれたらこれ買ってもらいます。
ということで、今度は方向性を180度変えて、私でも違和感ないカットを探しました。
で、次にいいなと思ったのがプリンセスカット。
上の方の画像の正方形のやつ。
透明感があってお洒落かつラウンドブリリアントには敵わないものの、よく光る。
(プリンセスって名前もいいなぁと思ったのでお花畑はお花畑かもしれない)
なんでプリンセスって名前なのかというと、英国のダイアナ妃の婚約指輪がこのカットだったからみたいな話があったようななかったような…あったような。
ところがこのカットを扱ってるところって結構少ないんですよね。
途中でなんか面倒になっちゃったんできちんと探せてないだけかもしれませんが、国内ブランドで手頃なところにはほとんどなかったような。
で結局ティファニー・カルティエ・デビアスみたいな海外中堅ハイブラ?に行き着きました。
ちなみに国内のお手頃ブランドとしてはポンテヴェッキオ・オレッキオ・4℃みたいなイメージ。
ブシュロンやブルガリみたいなファッショナブル系は気後れするのでなし。
ハリーやヴァンクリ・ショーメなどは端から金銭的に論外。
中流庶民なので。
まあ端的に言うとカルティエは全体的なデザインが好みじゃない(ちょっとごつい)、デビアスとティファニーで迷った結果、ティファニーブルーの力と日本人好きのする華奢さに惹かれ、ベタですがティファニーに決定。
お値段も無慈悲なほど高いわけではないし。
不倫ドラマに全面協力したり、学生がペアものを買うカジュアルな一面もあったりしますが、私は別にそういうのぜーんぜん気にならないので。
たまたま買いに行く時に銀座にブライダル専門の完全予約制ブティックができるとかでそちらに誘われたので行きました。
綺麗なお姉さんに担当についてもらい、下見ではあれやこれやと試着、ちなみにこの時は私1人です。
ピカピカのブティックでこんな可愛いネームプレートが置いてあり、これまた可愛いチョコもいただきました。あ、飲み物も。
数日後に彼と買いに行くということで取り置いたのは迷った2つ。
プリンセスカットのソリティア
ノヴォは四角に見えますが実はプリンセスカットではなくクッションカット。
プリンセスカットで似たものにグレースというラインがあるのですが、
グレース
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ノヴォと比べてサイドの石がレール留め?ではないとは思うのですが、地金が目立つ形でノヴォの方が爪留めでキラキラ感が段違いだったのでノヴォにしてしまいました。
ただどーしてもクッションカットに乗り気になれなくて結果的に言えばソリティアにしたんですけどね。
クッションカットってラウンドブリリアントとプリンセスのいいとこ取りって言われるけど、中途半端だとしか思えなくて。
まあ宝石の何を知るでもない私が言うのはアレですが。
グレースはメレの輝き方で消え、ノヴォは二度目の来店時にやはり中石が小さく思え(サイドのダイヤがあるので同価格帯だと中石はどうしても小さくなる)、最終的にはソリティアとなりました。
普段使いしたいからノヴォタイプがいい!と家だと思うんですが、店頭だとどうしても大きいやつに目が行っちゃいますね。
とは言え比較的自由な職場の内勤なのでソリティアでも全然普段使いできます。
1ctとかギラギラじゃないし。
サイズ直しでちょっとだけ小さくしてもらい(ティファニーはサイズ直し前提で基本11号で作ってるそう)、少し期間をあけて受取。
ということで
やっぱりベタとは言えブルーの箱は可愛いなあ。
ちなみにクリスマスシーズンはこのリボンが赤になるそうですよ。
でもクリスマスシーズンはプロポーズラッシュ?なので石の選択肢が極端に減るとか。
室内で着けるとこんな感じ。
指が細い人なら数字以上に石が大きく見えるんだろうな〜なんて。
太陽光だとキラッキラに光ります。
この画像でも見えますが、ティファニーのエンゲージリングの多くはナイフエッジと言って、リングの部分が鋭くなっています。
これは上から見た時の華奢さ(石を際立たせるため)と強度(地金の量が多い方が丈夫)を両立させるためのものとか。
ガッチリした地金だとさらに指が太く見えそう…という私の悩みと合致し、ティファニーを選ぶ1つの理由となりました。
手をギュッとすると中指と小指に当たるので確かにつけ心地がすごくいいわけではないですが、そもそもギュッとすることってあんまりないし既に慣れてきたので案外大丈夫そうです。
元来家族にカラスと言われるほど光り物好きの私なので、今は暇さえあれば輝きに見惚れています。
結婚とか関係なしにダイヤって単純に綺麗なんですよね。
心が洗われます。
彼は「好きなものにしていいよ」という感じで、店に来て支払いをし帰っただけなので、正直私の一人舞台という感じだったけど、大満足の買い物でした。
相手にも感謝しておこう。南無南無。
マリッジリングも同時に買いましたがそれはまた今度記録します。











