数年ぶりの更新です(笑)
・設立5年で85%が倒産・廃業 生存率15%
・30年以上存続する会社は0.025%
知ってほしい・・
テーマ:ブログ
今朝のストーリー
昨日の夕方、大吉に問い合わせの電話が鳴った。
女性の声で(多分40代)、大きい除湿機とか、その他何点か売りたいものがあるから自宅に
出張買取に来てほしいとの依頼。
話し方の感じ、雰囲気から、事情があって来店できない方だな~と感じた。
では、店終わってから夜に伺います。
夜は寝るのが早いから朝に来てもらえますか?
了解いたしました!
今日の朝、住所をナビに入れ出発。そして自宅到着。
家に着いてすべてを理解。家の前、玄関、ローカ、すべてがスロープになっていた。
おばあさんに部屋を案内してもらう。
部屋に入ると女性はやっぱり車いすに座って待っている。
僕が段ボールを広げながら品を梱包。女性が後ろから笑顔で声をかけてくる。
それも売る!
あ、それも持ってって、
そのゲームも要らない。
オシャレなカルチェのネックレス。
それももうしない。
昔のテニスラケットもあった。
そのラケットも要らない。
多分昔歩ける頃はテニスとか普通にやっていたんだろう・・・そんなことを考えながら梱包は続いた。
買取品の梱包をしながらなぜか色々と感じてしまう・・・。
テーブルの上には病院の薬がたくさん並んでいるし。
すべてを段ボールに入れ終わり女性は笑顔で言った。
よろしくおねがいします(^-^)
その瞬間にすごいエネルギーを感じた。
なぜ、彼女は足が動かないのにこんなに笑顔で入れるのか、
自分の痩せこけった足をどう思っているのか・・。
もし自分だったらどうだろう・・・・
朝目を覚まし目を開けると光が見える
とか
ベットから起きようとすれば手足が動く
とか・・・
普通の事?
そうなのかな~?
知ってほしい。
足がまったく動かず、一年中車いすで生活している人がいるってこと。
一人では小さなものすら移動できない人がいるってこと。
トイレに行くのに30分もかかってしまう人がいるってこと。
いつも遊び相手はテレビゲームしかない人がいるってこと。
そんな彼女でも精一杯、笑顔で生きているってこと。
知ってほしい。
その彼女を、一人で介護している80歳すぎの腰が曲ったおばあちゃんがいるってこと。
帰り際、僕が大きな段ボールを両手に抱えて出てくると、無造作に脱いだ僕の靴を履きやすいように揃えてくれたおばあちゃん。
おばあちゃんの笑顔も最高でした!
買取った商品よりももっと価値あるものを頂いた思いですm(u_u)m