気の流れをよくして、体を温める作用があります。
特に胸部の冷えや気滞を解消し、「胸痺」と呼ばれる胸から背に抜けるような鋭い痛みや胸の圧迫感、呼吸困難を改善するので、「胸痺の要素」ともいわれます。
また、太陽の気の巡りを改善し、下痢や渋り腹の解消にも効果的です。
【三品分類】中品、理気薬
【代表的な成分】アリイン、ガラクツロン酸、ガラクトーク、キネノシド、グルコース、スクロース、二硫化アリル、ラムノース
【五性】温
【五味】辛 苦
【帰経】肺、胃、大腸
【薬効】胸から背に刺さるような痛み、胸苦しさ、動悸、狭心症、呼吸困難、ぜん息、下痢、渋り腹
【含まれる漢方薬】カロウガイハクハクシュトウなど
肺の気の巡りをよくするので、気虚や陽虚タイプの体質で、胸の圧迫感や苦しさがある人は、らっきょうを常食するとよいでしょう。
らっきょうの旬は5~7月ですが、甘酒漬けなどにすれば通年食べられます。




