こんにちは
元夫と不倫相手
彼等に振り回された日々を順に書いています。
登場人物名（仮名）
元夫タケシ、不倫相手ナナコ
私はSaraです。
鍵付きの鞄を開けて
タケシの浮気が発覚したあの日も
夜になって、彼は普通の顔して帰ってきました。
不倫相手の女が略奪を狙い
男をコントロールし始めるまでは
男の方は
体だけが目的の遊びのつもりなんだと思う。
だから知らん顔をして帰ってくる
嘘をついて隠そうとする
不倫だから
悪いと分かっててしている行いだから
でも…
不倫女の方は真剣になってくるし
奪うつもりで知力をつくして駆け引きする。
洗脳されてコントロールされた男は
狂った態度になるし、抜け出せなくなってる。
話を戻しますね。
私は結婚してから初めて
タケシと生活することに不安を感じました。
信じていた夫が
別の女と濃厚な肉体関係を持っている
その証拠を見てしまったんです。
全幅の信頼をよせていたタケシには
心の中に別の女性がいる
その女性と会うために
タケシは全ての予定を調整している
『タケシは私を見限って、不倫相手に夢中なんだ』
悲しすぎて、考えると泣けてきて…
でも
その事実を受け入れたくなかった
タケシを取られるなんて考えたくなかった
『おかしくなった結婚生活を何とか立て直したい』
そう思ったけど
インスタント写真や避妊具について
直接彼に尋ねるのは、私一人では怖すぎたんです。
大好きなタケシに
『お前と別れたい』
って言われそうで…
問題の輪郭だけでも把握するために
タケシの行動を探ることにしました。
仕事帰り彼はどこに行き、何をしているのか
把握するためには
タケシが好きに動くように油断させなくてはいけない
私は急に飲み会に行ったりはしないので
・翌週の連休前日、仕事帰りに学生時代の友人と会う
・久しぶりだしお酒を飲む子もいるので、帰りが遅くなるかも
・すごく遅くなったら実家に泊まるかも
・晩ご飯は準備しません
と、彼にあらかじめ伝えておきました。
『タケシも同じように連休前日だから、絶対に女に会う』
確信していた私は
探るための準備もしておいた。
尾行するその日は残業しないと決めていた。
タケシとの結婚生活を取り戻せるかがかっているから。
私は仕事終わりに
会社の更衣室で身軽な服装に着替えました。
買って準備しておいたのは
グレーの綿シャツ
眉が隠せる長さの黒のビーニー(ニット帽)
伊達メガネ
髪の毛は更衣室で結び
ビーニーの中に隠せるようにした。
駅のコインロッカーに荷物を入れて
タケシの職場のある駅に向かいました。
彼ののオフィスが入る、ビルのエントランスを
通りの反対側にあるビルの横に立って見ていた。
トイレに行かなくてもいいように
その日はランチ以降、水分を摂らないようにしていた。
↑
水分摂取しないとピタッと尿意なくなりますよ
１時間過ぎたころ、タケシが出てきました。
颯爽と歩くタケシ
私は離れてあとをつけて行く
地下鉄で一駅分くらい歩いた所で
彼が控えめに手を上げて合図した
その先に…
タケシの職場で前に会ったことのある女性
ナナコが立っていました。
嫌な予感が当たった
不気味なものを見た
鳥肌が立ち、音が無くなりました。
読んでくれて有難うございます
Sara