こんにちは
Nが元夫Tを籠絡したプロセス
彼等の不倫関係に振り回された日々
順に書いていきます。
こちらの続きです
鞄を開けてTの浮気が発覚したあの日も
Tは夜になって普通の顔で帰ってきた。
私はその日にはじめて
Tと生活することに不安を感じました。
信じていた結婚相手のTが
別の女と濃厚な肉体関係を持っている
その証拠を見てしまったんです。
全幅の信頼をよせていたTには、心の中に別の女性がいる
その女性と会うためなら、Tは全ての都合を調整できる
Tは私を見限って、その女性に夢中だ
悲しすぎて、考えると泣けてきて…
でも
その事実を受け入れたくなかった
Tを取られるなんて考えたくなかった
『おかしくなった結婚生活を何とか建て直したい』
そう思ったけど
インスタント写真や避妊具について
直接Tに尋ねるのは、私一人では怖すぎたんです。
大好きなTに
『お前と別れたい』
って言われそうで…
問題の輪郭だけでも把握するために
Tの行動を探ることにしました。
まずは仕事帰りのTが何をしているのか…
把握するためには
Tが好きに動けるように油断させなくてはいけない
私は急に飲み会に行ったりはしないので
・翌週の連休前日、仕事帰りに学生時代の友人と会う
・久しぶりだしお酒を飲む子もいるので、帰りが遅くなるかも
・すごく遅くなったら実家に泊まるかも
・晩ご飯は準備しません
と、T にあらかじめ伝えておきました。
『Tも同じように連休前日だから、絶対に女性に会う』
確信していた私は
探るための準備もしておいた。
尾行するその日は残業しないと決めていた
Tとの結婚生活を取り戻せるかがかっているから
私は仕事終わり
会社の更衣室で身軽な服装に着替えました。
買って準備しておいたのは
グレーの綿シャツ
眉が隠せるまで引き下げられる黒のビーニー(ニット帽)
伊達メガネ
髪の毛は更衣室でまとめて結び、ビーニーの中に隠せるようにした。
駅のコインロッカーに荷物を入れて
Tの職場のある駅に向かいました。
Tのオフィスが入る、ビルのエントランスを
通りの反対側にあるビルの横に立って見ていた。
トイレに行かなくてもいいように
その日はランチ以降、水分を摂らないようにしていた。
↑水分摂取しないとピタッと尿意なくなりますよ
１時間過ぎたころ、Tが出てきました。
颯爽と歩くT
私は離れてあとをつけて行く
地下鉄で一駅分くらい歩いた所で
Tが控えめに手を上げて合図した
その先に
Tの職場で前に会ったことのある女性
Nが立っていました。
嫌な予感が当たった…
不気味なものを見た…
鳥肌が立って、音が無くなりました。
つづきます
読んでくれて有難うございます
Sara