こんにちはニコニコ

 

元夫と不倫相手に振り回された日々を書いています。

 

登場人物名(仮名)

元夫Tはタケシ、不倫相手はナナコ

親友はユキちゃん、私はSaraです。

 

 

ちなみにですが

現在の私は、タケシではない別の男性と結婚生活を送っています。

 

この二番目の夫にも不倫されました。

 

嫌な思い出もいっぱいですが…

 

沢山悩み考えた結果

『無理せず』を心がけながら再構築頑張っています。

 

 

 

下矢印こちらの続きを書きますね

 

 
 
 
 

 

リビングのソファーに

お義理母さんと向かいあって座る

 

 

実家でのタケシの様子を知りたいけど

 

うまく話せる気がしなくて

 

 

何をどんな風に聞けば良いのか考えながら

 

切り出すタイミングを伺っていたら…

 

 

「Saraちゃん、ここのところ体調どう?」

 

控えめな笑顔でお義理母さんが話し始める

現在のお義理母さんと違い、元お義理母さんは穏やかな人でした

 

 

「前にタケシが来た時に、Saraちゃん体調が良くないと聞いたから」

 

タケシが都合の良くない話を一切してないのは当然だけど

私のせいにして誤魔化しているんだ…

 

 

まあ、そうよね

他の女と浮気してるなんて言う訳ない

 

特に尊敬してるご両親には、絶対に知られたくないはずです。

 

 

「タケシさん、そんなこと言ってたんですね」

 

「彼、休日にも一人で出かけることが増えたんですよ」

 

すこしだけ言ってみる

 

 

タケシのせいで眠れない食べられないんです… 

 

本当のこと言ってやりたい!

 

 

タケシの無断外泊も休日の単独行動のことも

他に女がいることも

 

全部ぶちまけてやりたい!

 

 

でも

今じゃない…

 

 

落ち着こう、落ち着こう

 

 

平静をよそおっての会話

 

 

裏切りを再確認してしまうけど、傷付くんだけど

聞きたい気持ちを止められない

 

 

実家に来た時の滞在時間

何を話していたか

泊まった日の行動

 

その他にも…

 

さりげなく感情を出さず、タケシの様子を尋ねました。

 

 

「Saraちゃん、更に細くなって… ちゃんと食べてる?」

 

お義理母さんは、私の体調を心配してるけど

 

タケシがおかしな行動してること、あのおかしな目つきに

本当に気付いてないんだろうか

 

 

「体調すぐれないって

おめでた… ではないのよね?」

 

もう無理

 

これ以上普通に出来ない

 

ここを出よう

 

そう思いました。

 

 

「本も見つかったので、私、そろそろ行きます」

 

「この後、友人と約束があるんです」

 

 

「Saraちゃんのこと

あの子が迎えに戻ってくるものだと思ってたけど、違うの?」

 

「朝来てすぐに出掛けてしまったから

行き先も聞いていなかったけど、あの子どこに行ったのかしら?」

 

お義理母さんは戸惑っているけど

 

とにかく

私はもう普通のフリができない

 

 

挨拶して、タケシの実家を出ました。

 

 

 

タケシは家を借りている

隠したい物を実家に置いてる

 

嘘もいっぱい

 

それが分かった。

 

 

 

タケシのご両親は、常識的で温厚で良い人達でした。

 

義理の娘として可愛がってもらい

関係も良好でした。

 

 

この日に会って話をしたのが

まともにお義理母さんと会話した最後の日になりました。

 

 

元夫のご両親には、良くしてもらいましたが

 

本意ではないけれど

私は、お嫁さんをやめることになります。

 

 

それは、仕方なかったんです。

 

 

読んでくれて有難うございます。

 

 

Sara

こんにちはニコニコ

 

元夫と不倫相手に振り回された日々を書いています。

 

登場人物名(仮名)

元夫Tはタケシ、不倫相手はナナコ

親友はユキちゃん、私はSaraです。

 

下矢印こちらの続きです

 

タケシの部屋の袖机から出てきた封筒

中に、不動産の賃貸契約書と銀行通帳が入っていた。

 

 

お義理母さんが戻ってくる前に…

 

私はまともにペンが握れないまま

 

契約書にある住所、不動産屋の連絡先、銀行の口座番号
 

他にも、タケシが書き加えてあることを

大急ぎで書き写す

 

 

盗みをはたらいてるみたいだ

 

体に血液が流れているのが分かるくらいに

ドキドキする

 

元の通りに封筒に書類を入れて、引き出しに戻しました。

 

 

袖机の下の2段には細々とした物

 

昔の名刺とか、ギターのピックとか

古びたポーチとか

 

 

お義理母さんが戻ってくるかも…


引き出しをひっくり返して、全て見るほど時間はない

 

 

次に

クローゼットを確認しました。

 

真新しいシャツが吊るされている

見たことない色と柄

 

タケシが買ったの?誰かにもらったの?

 

 

チェストの中身はスカスカでした。

 

端のほうに

変な形に折りたたんである紙がある

六角形に折り畳んであったのを元に戻せなかったようです

 

 

紙を少し開いてみた

 

すごくクセのある字で書かれた手紙

 

 

急いで読んでみる

でも、字を追うことが出来ない、脳が読んでくれない

 

落ち着いてから読むために

スケジュール帳にはさみました。

 

 

もう、私がいらないのかも…

 

 

何だかもう

タケシは、私の知らない人になってしまった

 

私も

夫の実家に突然訪問したり、夫の部屋の様子を調べたり

今までの私とはかなり別人ですが

 

 

「Saraちゃん、お茶がはいったからきて」

 

お義理母さんの声が聞こえて、同時にドアが開いて

飛び上がる

 

もちろん

実際はビクッとした程度ですが

 

 

「はい、有難うございます」

 

笑顔だけど

やっと息をしながら返事をする

 

本棚から適当な本を手にして部屋を出る

 

 

この後

お義理母さんと話をしました。

 

実家に来ている時のタケシの様子を聞きたかったので。

 

 

変だと思われないように気を付けながら

 

いきなりタケシがここに来たら、何て言い訳しようと考えながら

 

 

読んでくれて有難うございます。

 

Sara

こんにちはニコニコ

 

元夫タケシと不倫相手ナナコ

彼らに振り回された日々を書いています。

 

 

タケシの実家で私は確認したいことがあった

 

・タケシが来ていたのかを聞く

・彼の部屋を見せてもらう

 

 

私は

勇気を出してインターフォンを押した。

 

 

 

すぐにお義理母さんが出てきました。

 

歓迎してくれましたが、同時に驚いていました。

 

 

「あの子、どうしたのかしら?」

「朝、少し寄ったけど、すぐに出掛けていってね」

 

私が一人で来たことに、どう対処して良いのか…

お義理母さんから戸惑いが感じられる

 

 

「Saraちゃん、どうぞ入って」


タケシの部屋の中を確認したかったので

遠慮なく、私はお邪魔する

 

 

話を切り出す

 

「結婚前に貸してもらった書籍、もう一度読みたくて」

「本棚にあるんですが、借りることになってます」

 

当然、お義理母さんは何の疑問も持たずに部屋に通してくれた。

 

 

お茶をいれると言ってお義理母さんが出ていき

私は部屋を調べはじめました。

 

 

「別居したい、実家に戻るかも…」と言うわりに

タケシの荷物は増えていない

 

ベッドは使った感じがないし

部屋そのものが整っている感じ。

 

 

机の上には何も無い

 

袖机の引き出しをスーッと開けてみる

 

 

一番上の引き出しに、新しいA4の封筒があった。

 

 

中から

銀行通帳と何かの契約書が出てきた。

 

 

不動産の賃貸契約書

どこかに部屋を借りているのか

 

銀行通帳

たぶん家賃と水道光熱費のためのアカウント

 

 

今、タケシが実家に戻ってきたらどうしよう…

 

お義理母さんに見られたら何て言おう…

 

 

ドキドキという感じではなく

こめかみがズキズキするくらいに血液が流れているのを感じながら

 

私は自分のスケジュール帳とペンを出す。

 


賃貸契約書にある住所と不動産屋の連絡先を書き写す。

銀行の口座番号も念のため。

私の携帯電話(ガラケー)のカメラ機能、良くなかったんです

 

 

焦っていたから悪筆になったけど

この時に書き写したメモに、後で私は助けられる。

 

助けられるというか

タケシが隠そうとしていた事実を見ることができた。

 

 

読んでくれて有難うございます。
 
 
Sara
こんにちはニコニコ

 

元夫Tと不倫相手N

彼らに振り回された日々を書いています。

 

 

登場人物名、この記事から名前(仮名)で表記させてください。

 

元夫Tはタケシ、不倫相手はナナコ

親友はユキちゃん、私はSaraです。

 

 

不倫している事実をこの目で見て

こちらが既に知っていることをほのめかしても

 

タケシの朝帰りも、ふらりと出て行くのも

以前と同じでした。

 

いや

更に不倫脳ひどくなったのかも…

 

 

「暫く自由になりたい、仕事が落ち着くまで別居したい」

「実家に一度戻るか、どこか借りようと思う」

タケシから言われました。


「勝手に出ていくとかしないで欲しい」

私からそれだけはお願いしていた。

彼に戻ってきて欲しかったから。

 

 

だけど

 

麻薬みたいなあちら側の世界があって

不倫相手にコントロールされていたら

 

何かをきっかけに洗脳がとけはじめるまで

不倫脳って進行するんですね…

 

 

あの日は、最悪な土曜日の朝で

 

「実家に行ってくる」

突然タケシが言い、家を飛び出し

 

「一緒に行きたい」

怪しいと疑って、ついて行こうとする私を

タケシが力尽くで家に押し戻すところから始まる

 

 

 

タケシの表情も態度も怖かった。

 

私は親友のユキちゃんに助けを求めて

一緒にタケシの実家に向かいました。

 

下矢印こちらの続きです

 

タケシの実家に着いて

駐車スペースを見たけれど

 

彼のVW Golfは無かった。

 

 

『ここには来てないんだ…』

 

この後どうしようか考えていると

 

 

「Sara行っておいで、大丈夫だよ」

「行きたいと思ってたモールが近いから、そこで待ってる」

「何かあったら携帯に電話して」

 

ユキちゃんが言ってくれました。

 

 

タケシのご両親(元義理両親)と関係は良好でしたが

 

暫くぶりの訪問だし、タケシもいないしで

緊張しました。

 

 

『まずはタケシが来ていたのかを聞こう』

『彼が使っていた部屋を見せてもらおう』

 

私は

勇気を出して玄関先に立ち、インターフォンを押す

 

 

つづきます

 

 

Sara

 

こんにちはニコニコ

 

元夫Tと不倫相手に振り回された日々を書いています。

 

結婚して2年目のときに

Tの様子が変わりました。

 

不倫相手が入社してきて、そこから少しずつ…

 

 

元々仕事は激務で、取引先との会食もあったり

平日、Tの帰宅は遅めでしたが

 

そこに

接待ゴルフや友人に会うなどで、休日の留守が増えていきます。

 

 

そうしているうちに

 

何か思いついたように

ふらりと出掛けていったり

 

心がどこかに行ってる感じで

元気がなくなっていきました。

 

 

『T、様子がおかしい…』

『鬱の初期症状かも…』

 

メンタルにきてると私は勘違いしていた。

思い違いもいいところだけど

けっこう勘違いするサレ妻さんいるみたいですよ

 

 

そして

彼の持ち物から、浮気を疑うようになり

 

怪しいと思う日に、会社帰りの彼をつけたり

彼の行動を知ろうとする

 

 

『メンタルにきてる…』と心配してた頃から

 

ラブホテル街でTと不倫相手を見るまでが

 

だいたい

3ヶ月くらいだったかな…

 

 

けれども

おそらく、Tの不倫はもっと前から始まっている

 

帰りの遅い日なんて結婚してずっとだったし

泊まりの出張もあったので

 

 

浮気の兆候や気配は、特に感じなかったけど

 

それは、Tのこと信じきっていたから

 

疑って見てみること、無かっただけですね。

 

 

思えば

不倫発覚前からTの様子はおかしかった

 

・Tの好みとは違うネクタイを買ってきた

 

・Tの車から私の持ち物を全て出す

 

・返事が適当、軽い感じ

 

・焼酎とか飲むようになる

 

・歌謡曲とか聞く人だった?

 

・ピタッとしたトランクスを買う(CKみたいな)

 

きっと、不倫女からの影響でしょうね。

 

 

あとは

不倫女Nからの匂わせで

 

・休日の無言電話、ガチャ切り

 

・車の助手席のドアポケットに

ガムの包み紙で作った折り鶴があった

 

 

引っ掛ける気で既婚男性にアプローチする不倫女

不倫女の罠にはめられた男

 

思慮の足りてない二人です

 

 

 

 

不倫した側は、相手の信頼を逆手にとっての所業

 

不倫された側は…

 

振り返ったときに

嘘と裏切りの連続だったことを知る

 

このダメージ大きい

 

そして

離婚したからって、痛みが完全に消えることはないです。

 

 

Yちゃんの車でTの実家に行ったのは

 

Tと不倫相手をラブホテル街まで追いかけた日から

それほど間が開いていません。

 

 

『不倫がバレているかも…』

となってからTの行動はエスカレートしたので

 

それが

私の我慢の限界を超えたんでしょうね。

 

 

つづきます

 

 

Sara