ハッキリと、あっさりと告げられた。
 
「嫉妬してるよ」
 
…自覚あったのか、が、正直な感想。笑
 
 
真顔で言われたもんだから、動揺しすぎて机に頭ぶつけて。
「え?!」って言ったら、「ばーか」って笑われたけど。
 
そか、嫉妬されるくらいには想ってくれてるんだって、嬉しくなって。
 
 
いろいろ人間関係で揉めて、ギャーって叫んで、その帰り。
込み上げてきた何かを抑えようとして、でも、縋るにはいられなくて。
いろいろなものがぐちゃぐちゃになって、思わず、泣いちゃって。
だけど抱き寄せてくれた。頭を撫でてくれた。
「頑張ったな」って、笑顔を向けてくれた。
泣きやむまで傍にいてくれた。励ましてくれた。
 
で。
少し落ち着いたあと、先輩が照れ笑いして。
「だけどお前が泣いてくれるようになって、嬉しいかも。」
「その代わり、先輩にしか泣けなくなりましたよ?」
「そりゃ、光栄だ。」
 
…なんだこの男前。笑
 
 
あぁでも、ホント好きだなあ。嫉妬してるよ発言、嬉しいかも発言。
 
 
極めつけは、昨日のある出来事。
 
人ごみにまぎれそうになってたら、何かが私の手を掴んだ。
そのまま引っ張られた。
先輩、だった。
「大丈夫か?」
そう言って、私の手をぎゅっと握って、そのまま無言でしばらく歩いて。
その手は直ぐに離れてしまったけど、ドキドキ、した。
思い出すだけでニヤニヤしてしまう。
そして今日もしばらく二人きり…!ど、どうしよう!