桂望実『死日記』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

 

図書館本。

 

『県庁の星』で知られる著者のデビュー作品。

個人的には『RUN! RUN! RUN!』が印象深いです。

 

横暴でクズな愛人と暮らす母を気にかける中学生の息子の日記がメインの物語。

先日読んだ『冥の水底』の手紙に比べれば、だいぶリアルで面白い。

 

通勤1往復半であっさり読めてしまいましたが、なかなか切ないストーリーではあります。

設定は少し違いますが、昔読んだ貴志祐介の『青の炎』を思い出しました。