老川慶喜『もういちど読む山川日本戦後史』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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図書館本。

 

戦後史なんて終戦直後以外小中高とも授業で辿り着いたことがないなー、と借りてみた。

高校の教科書、山川の赤い表紙の奴だった。

 

センター試験で戦後史から割と出題されてて、習っとらんわふざけんなと思った記憶が。

1月半ばまでに教科書終わらす気なら、縄文弥生は合わせて1コマで良いんじゃないの?

塾とか予備校ならちゃんとカバーするんだろうけど、田舎や貧乏家庭には不公平だわな。

 

…というわけで、たぶん生まれて初めてきちんと読みました。

 

政治や経済、文化など項目別にせざるを得ないため、やや時系列が前後するが、仕方あるまい。

「国民に戦争責任を押し付けた」といった記述もあり、若干思想的には?な箇所もいくつか。

が、それを差し引いても、全体的には興味深く読めました。

 

自分が経験してきたことが教科書になるのって、違和感バリバリやね。

弊社も出てくるかなーと思ったけど、文化面で関連事項が触れられただけだった。

 

それにしても、終戦から僅かな期間でここまで成長して来た日本、率直に言って怖い。