篠綾子『岐山の蝶』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

たまには跳ばずに観るFOOTBALL

秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

 

 

図書館本。

 

濃姫、すなわち帰蝶を主人公にした物語。

 

彼女に関する資料は非常に少なく、逆に創作がしやすいのだろう。

ストーリー自体は、かなりフィクション色を濃く感じるものになっている。

この辺は好き嫌いがハッキリと分かれるかも。

 

「麒麟―」と同様、明智光秀に惹かれている設定が採用されている。

あのドラマほどの策士ではないものの、それなりにキャラは強い。

 

彼女目線なので信長関連はサラッと。

淡々と時代が進んでいくものの、個人的には読みやすい一冊だった。

 
光秀って、どうも信長の10も20も上のイメージがあるのはなぜなんだろうなぁ…