星新一選『ショートショートの広場』(再読) | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

ショートショートの広場 (講談社文庫)/講談社
¥648
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高校の頃から何度も読み返しているので、実際は再読どころではないが。

星新一ショートショートコンテストの入選作品集。
要はシロウトの書いたものなのだけど、これがまた異常なまでにハイレベル。

入選者の中には「井上雅彦」なんて見慣れた名も。
ここから小説家になったのだろうか。

超能力を信じていない男が、試しにトランプの赤か黒かを当てるゲームで全て外す話は秀逸。
個人的には幻の土地「雨美濃」を探し求める話が大好き。

読む本に困ったら、またいつでも本棚から引っ張り出すことだろう。