桐野夏生『ナニカアル』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

ナニカアル (新潮文庫)/新潮社
¥810
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図書館本。

作家・林芙美子氏の(主に)太平洋戦争中の姿を描いた小説。

どこまで綿密に取材したのか、また遺族らの感情はどのようなものか、ちょっと分からん。
正直林芙美子の魅力がサッパリ伝わってこず、ただのヒス持ち不倫女という印象なのは寂しい限り。

結局ナニガアッタノか、全く理解できませんでした。

著者の力をもってすれば、違う描き方は出来たと思うのだけど。