得意の埼玉県内マイナー(?)スポットを散策に。
まずは吉見百穴へ。
国の史跡だし、これは比較的メジャーな名所ですな。
古代人の墓と言われております。
中腰になる必要があるけど、横穴の中にも入れたりする。
同じ穴でもこちらは軍需工場跡。
入れる場所はごく一部らしいが、それでも結構な広さ。
珍しいヒカリゴケ自生地も。
国の天然記念物の指定を受けているそうな。
昔知床でも見たなぁ。
せっかくなので、昼飯は百穴正面にある松音屋さんで地粉うどんを。
伊勢うどんとかヤワヤワなのは正直どうよと思ったりもするが、これはしっかりしてて美味かった。
カロリーを補給したのでちょっと歩くことに。
百穴のすぐ隣にある岩室観音へ。
京都・清水寺同様の「懸造り様式」というのはかなりレアらしい。
1階部分にはたくさんの石仏が。
実はここ1ヶ所を巡るだけで四国八十八ヶ所巡りと同じ功徳が得られるんだそう。お得。
2階に上がることができます。
とにかく歴史を感じさせるスポット。
ハート型の「胎内くぐり」もできる。
険しい鎖場をクリアする必要があり、くぐらずに帰る方もちらほら見えた。
少し脚を伸ばして大沼(百穴湖)へ。
灌漑用のため池であるが、魚影がメチャクチャ濃い。
大沼のすぐ近くに位置する天神沼。
特に見どころはなし。
大沼を一周したあと、岩室観音に戻る。
実はこの横には「岩窟ホテル」と呼ばれるワンダースポットがあるのだ。
1858年生まれのある農民の子が、1904年にノミとつるはしで掘り続けた正式名称・「高壮館」。
「掘ってる」がホテルに転じたものらしく、実際の用途が宿泊場所かどうかは怪しい。
残念ながら現在は閉鎖されており、見学は不可。
すっげぇ中を見てみたい。
車で吉見観音(安楽寺)まで移動。
仁王門の阿吽の金剛力士像は朱色が新しめに見せるが、元禄の建立だそうな。
寛永年間に鋳造らしい大仏(阿弥陀如来)。
横の小さな像の由来はよく分からない。
こちらも歴史がありそうな本堂。
「よろず願い事」が叶うパワースポットとして最近知られているらしい。
県指定重要文化財の三重塔。
本堂同様、源範頼が建立したようだが、松山城合戦で消失。
今のものはどちらも江戸時代の再建。それでも十分凄い。